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特定非営利活動法人 こども支援・国際協力 nexus spa.ce(ネクサススペース)

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あらゆるこどもの課題・問題点を解決し、世界中のこどもたちの居場所づくりに取り組む

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私たちの取り組む課題

わたしたちは、「こどもたちの居場所づくり」にフォーカスし、様々な尺度から問題解決ができるよう日々取り組んでおります。

わたしたちの取り組み4本柱をご覧ください!


●ときがわKIZUNA食堂(こども食堂事業)


地元埼玉で「こども食堂」をつくりたい・・・。

代表理事のこの一言が当法人の原点であり、はじまりでした。

埼玉の北部に位置する「埼玉県比企郡ときがわ町」は自然にあふれた人口10,000人ほどの小さな町です。

嵐山渓谷のそばに位置しているがゆえ、季節問わず自然が豊かで、毎年キャンプやグランピング、サイクリングなどを楽しみに観光客が来るようなスポットでもあります。

​そんなときがわに住むこどもたちに笑顔と教養が溢れるように、「英会話が学べるこども食堂」を設立するに至りました。


Q.なぜ英語を学ぶの?

2021年度より義務教育の指導要領が変更となり、小学校から英語が必修科目となりました。

世界情勢的には、年々国際社会への歩みを進めている中、日本人の英語力は、英語を第2言語としている国の中で112カ国中78位と非常に低いことが、問題となっています。

英語の授業を週に何時間もやっているのになぜ力が伸びないのか?・・・それは、英語学習の環境にあります。

日本の英語の授業の大多数は、日本人の先生が日本語で英語を教えています。英語を学ぶ近道はいかに「英語に浸かる時間を増やすか」によります。

​私たちはこども食堂の間、オンラインによりリアルタイムで英語先進国へとつなぎ、こどもたちとの会話やゲームによって、英語への導入の一歩を作りたいと考えており、食堂参加者は無料で参加いただきます。


Q. なぜときがわ町なの?

ときがわ町は、人口1万人程ながら、小中学校が5校・保育園が2ヶ所あり、こどもが相対的に多い町です。

また観光業が盛んかつ、町として移住者を受けいる施策も積極的に行なっていることから、今後もこどもの数が増えることが予想されます。

​私たちは町役場・社会福祉協議会はじめ、地域の皆さまと連携をして、一体となったそれこそ「KIZUNA」のある場所を、ここ「ときがわ」で創り上げていきます。


Q.フードパントリーも実施します!

ときがわKIZUNA食堂では、食堂と同時に不定期開催として、「フードパントリー」を開催します。

フードパントリーとは、ご家庭や企業で不要になったがまだ使える食品や物品を集めて、必要なご家庭に配っていくものです。

現在世界中で意識が高まっている「SDGs」の取り組みの中にもある、「フードロス」の観点からも非常に重要な取り組みとなっています。

​私たちは、全国のご家庭・企業へアピールをし、集まった食品・物品を、ときがわ町の必要な家庭に配布していきます。


●児童養護施設支援事業


代表の岩渕は父親からのネグレクトにより、幼少期を児童養護施設で過ごしました。

現在日本では、児童福祉法で定められた「児童養護施設は216箇所あります。その中で約24,000人ほどのこどもたちが過ごしています。(令和2年3月末/福祉行政報告例)

施設で過ごしているこどもたちは様々な事情がありますが、虐待による理由が約70%、何らかの障害による理由が約20%となっており、心に傷を負ったこどもが数多く過ごしています。

児童養護施設は、衣食住・学習等は他の一般家庭と変わらないように過ごさせることを目的に様々な教育を心がけていますが、慢性的な保育士不足や支援者不足により十分ではないことが度々問題となっております。

私たちは、そのような現状にしっかりと向き合い続け、施設側の声・こどもたちの声を体現すべく、取り組んでいきます。

​次に挙げる取り組み内容は、ほんの一部ではございますが、この内容を中心に当事者の声に耳を傾けてまいります。


①定期訪問

東京都・埼玉県を中心に、多くの児童養護施設へアポイントを取り、定期的に訪問をします。訪問は当然意見の吸い上げを行いますが、できる限りこどもと接する時間を作っていただき、意見を言いやすい環境づくりに努めます。

②アクティビティ・レクリエーション企画

訪問を行う施設を中心に、当法人主導でアクティビティー・レクリエーション企画を主催し、こどもたちに外部とのふれあいを積極的に経験してもらいます。また、年長者に対しては、「無料英会話レッスン」や「社会人研修」など自立した際の助けになるようなイベントも定期的に開催し、施設と当法人、ひいては施設の地域住民をも巻き込み、閉鎖空間を解消する取り組みを行います。

③アイテムバンク(物品寄附)

全国から集まった不要な物品や、企業様からの寄付品を施設へ寄付します。

​そのために企業様、団体様、個人様へ協力を仰ぎ、施設への定期的な寄付を実現します。


●こども自立手助け事業


現行の児童福祉法では、特段の理由がない限り、満18歳を迎えたら児童養護施設を退所しなくてはいけません。そのため、自立した生活をするべく高校卒業後就職を選ぶこどもが約80%と、施設出身者の進学率が非常に低い状況となっています。

退所後実家へ戻れるケースもわずかにありますが、大半は就職と同時に一人暮らしを開始しますが、これまで児童養護施設の世界しか知らなかったこどもたちが、社会の中で孤立・貧困にあえぐケースが多くなっています。

​その問題点にフォーカスを当て、こどもたちが孤独にならないコミュニティーづくりを行います。


・SNSを活用したコミュニティーづくり

問題を抱えた当事者を1人にしない、孤独を感じさせない、をテーマに専用の公式LINEを開設し、個別・グループ双方より相談・雑談ができるツールを活用します。

​また当法人による研修を経たボランティアをコミュニティーに参加してもらい、当事者にとっての「頼れる大人」の存在を明確にしていきます。

・定期的にコミュニティーメンバーとのミーティングを行う

ここで言うミーティングは、「会議」の意味ではなく、言葉の意味そのままで「会う」ことを意識したイベントを定期的に実施します。食事会やZOOMでのおしゃべり会などSNSの文字だけではなく、Face to Faceを目的とした催しを行なっていきます。

・社会人研修の実施、就職先の紹介

コミュニティーを作るだけだと、どうしても馴れ合いが生じて本当の意味での「手助け」にはならないと考えています。

定期的にテーマを決めた「社会人研修」を実施し、当事者たちのモチベーション向上に努めます。

​また就職・転職活動中の当事者へ、当法人との関わりを持っていただいている企業のうち、求人をしている企業を紹介し、就職後のアフターケアまで行い、長期的にサポートを行います。


●フィリピンkidsポータル


日本から約5時間ほど離れた近場の南国「フィリピン」は、近年成長著しい新興国で、海外の大企業の誘致も行い、年々雇用も拡大している非常に若い国です。​しかしながら、急激に成長した反面、成長についていくことができなかった多くの世帯がいることも事実で、全国には300万に近いいわゆるストリートチルドレン(路上生活児童)がいるとも言われています。

国を挙げてのサポート施策などは正直あまり期待をできないため、国外からの人道的支援に頼っている現状があります。その支援を行う団体もまだまだ少ないため、十分に支援が行き渡っていないのです。

代表岩渕が肌で感じたリアルを、日本国内で伝え、支援物資の回収・発送・現地有志による炊き出し企画などを行い、「フィリピンkids」の支援を継続的に行なっていきます。

なぜこの課題に取り組むか

みなさま、この度は「ネクサススペース」を知っていただき誠にありがとうございます。

特定非営利活動法人こども支援・国際協力nexus spa.ce代表理事の岩渕でございます。

プロフィールにもあるとおり、私は幼少期を埼玉県の児童養護施設で過ごしました。

約80名ほどの様々な事情を持った子どもたちが6人程度で部屋分けされ、1部屋1名の担当保育士が付き、擬似家族のような形で過ごしました。

世の中には形式上ではありながらも、様々な保護施策があります。しかしながら、そのほとんどが知られていない現状があります。

私は施設に入ることができましたが、実際は施設に入ることもできず、いまだに貧困にあえぐ家庭がたくさんあるのも事実です。


また金銭面での貧困とあわせて、私が危惧しているのが「精神的貧困」です。

共働き世帯が大半を占めている日本において、家庭内でのいわゆる「孤食・孤独」により、あらゆる感受性を貧しくする恐れがあることをそう呼んでいます。

「精神的貧困」「相対的貧困」に陥らない環境をつくるため、地元埼玉において「こども食堂」を開設することを決意しました。

こども食堂を開設しただけで、この問題点たちがクリアになるとは決して思っていません。

こども食堂の活動を通して、様々なこどもたちやその親たちのリアルな声を聞き、本当に必要なことを追求してまいります。

また、私は約3年半フィリピン・セブ島へ駐在しておりました。

​フィリピン駐在中、肌で感じた「国際的貧困」は若い国フィリピンにありながら、世界で共通して解決していかなくてはならない問題だと感じました。日本国内の支援活動と同時に、フィリピンのこどもたちへの人道支援を実現すべく、「フィリピンkidsポータル」を立ち上げ、現地団体・企業等へ協力を仰ぎ、日本とフィリピンの架け橋になってまいります。

その一環としまして、前述のこども食堂では現地のフィリピン人講師を雇い、オンラインにて英会話レッスンを行います。

このように現代社会のこどもを取り巻く問題点の一例を上げましたが、まだまだたくさんの問題点が存在しています。

私たちのようなNPO団体がいろいろな尺度から問題点をあぶり出し、解決へ導くことが「存在意義」だと感じていますし、それが私たちの「仕事」です。

「みんなが互いの可能性を引き出せる存在になれる」・・・このことを世間へ伝えていけるように、これからも取り組んでまいります。

これからも末長くどうぞよろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 こども支援・国際協力 nexus spa.ce​

​代表理事 岩渕 広樹


寄付金の使い道

いただいた貴重なご寄付金は、以下のように大切に使用させていただきます!


・こども食堂材料費、オンライン英会話講師費

・児童養護施設訪問諸経費、イベント開催費

・フィリピン現地での炊き出し材料費、支援物資発送費 など

NPO法人

特定非営利活動法人 こども支援・国際協力 nexus spa.ce(ネクサススペース)

https://www.nexus-space.org/

代表:岩渕広樹

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