私たちの取り組む課題



岐阜県内でも、不登校や登校しぶりを経験する子ども・若者は年々増えています。学校に行けない・行きづらいという事実だけでなく、「学校でも家庭でもない場所」で安心して過ごせる居場所そのものが、地域に十分にはありません。
また、既存の学校や集団の場は、どうしても“みんなに合わせること”が優先されやすく、一人ひとりの違いや物語が置き去りにされがちです。不登校の経験がある若者だけでなく、外国にルーツを持つ若者、友人関係やコミュニティに馴染めず孤立感を抱える若者にとっても、「自分のままでいていい」と感じられる場は限られています。
こうした若者たちは、決して力がないわけではありません。多くの場合、足りないのは「きっかけ」と「本気で関わる大人」です。私たちは、対話と表現を通じて、一人ひとりが自分のペースで力を発揮できる場をつくることに取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか



私たちは、「対話と表現は、人を前向きにする」「人は、人の間で育つ」「誰もが力を持っている」という3つの考えを大切にしています。
足りないのは、本人の能力や努力ではなく、"きっかけ"と"本気で関わる大人"だと考えています。だからこそ私たちは、若者を"変えよう"とするのではなく、一人ひとりをちゃんと見て、本人のペースを尊重することから始めています。
代表理事の山本は、これまで教育の現場で多くの若者と向き合う中で、学校や家庭の枠組みだけでは、力を発揮しきれない若者たちがいることを実感してきました。集団を優先しがちな既存の場では、一人ひとりの違いや物語が埋もれてしまう。だからこそ、"個"を大切にする関わりが、地域には必要だと考えています。
音楽・アート・映画・対話といった表現の力を通じて、若者たちが「ちゃんと見てもらえている」と感じられる関係を、多彩な大人たちとともに育んでいく。それが、私たちがこの活動に取り組み続ける理由です。
支援金の使い道



いただいたご支援は、以下の活動を続けるための費用として活用させていただきます。
- 会場費・運営費:岐阜市中央青少年会館、みんなの森ぎふメディアコスモスでの活動にかかる費用
- 専門講師への謝礼:音楽・心理・お金の専門家など、若者と本気で向き合う大人たちを招くための費用
- 楽器・機材・アート材料費:ギター・ドラム・キーボードなど、体験に使う道具の維持・購入費
- ごちゃまぜフェスの制作費:会場設営、音響、記録映像など、フェスをかたちにするための費用
- その他「対話イベント」製作費:ダベリバシネマなどの対話イベントの制作費
ナラティヴ・ラボの活動は、岐阜市の助成金(岐阜市市民活動支援事業、ぎふハチドリ基金)に加え、皆さまからのご支援によって成り立っています。

