私たちの取り組む課題



子どもたちに大人になることが楽しみと思える社会をつくりたい
【生きづらさ】を感じる子どもたち
諸外国の子どもたちに比べて自己肯定感が低く、自分に自信がない・自分には価値がないと思う日本の子どもたち。
さらには、自分の将来に明るい希望がもてない子どもたち。
子どもたちを取り巻く環境
●小中学校の不登校児童生徒・・・・・29万人
●小中高校等でのいじめ認知件数・・・60万件超
●小中高生の自死人数・・・・・・・・514人超
●児相対応の児童虐待件数・・・・・・20万件超
●虐待により亡くなった子どもの数・・毎年50人超
●子どもの相対的貧困率・・・・・・・13%以上で推移
●ひきこもりの増加と長期化・・・・・100万人以上
不登校やひきこもり 、自死、いじめ、虐待の相談件数も年々増え続けていて、子どもも大人も未来への希望を持てない社会になりつつあるのが現状です。
私たちが住む仙台市も、不登校児童生徒の人数は小学生714人、中学生1504人と過去最多となりました。
(文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」より)
その原因は様々ですが・・・子どもの生きづらさ、学校に行かないと選択する子どもたちが増え続けているのは明らかです。
また、学校に“行かなきゃならない”と強く思っている子どもたちもいるのが現状で「形だけ登校」の子どもたちも増えているのが現状です。
当たり前ですが、子どもは未来の大人たちです。
日本の明るい未来を願うなら、これからの社会の担い手となる子どもたちの笑顔を大切に育んでいくことがリアルに必要です。
すべては社会課題。子どもたちを真ん中に、みんなで前に進みましょう!
なぜこの課題に取り組むか



森の寺子屋は、子どもたちが自分に合った学びの場を自分で選択できる社会を目指し、公教育とは少し違った新しい学び舎のあり方を提案します。
多様性が認められる時代になり、教育転換期と言われる今、
『子どもを学校に合わせる』のではなく…『子どもに合わせて学校を創る』にシフトしていくことや
『教育は公立学校で受けるべき』ではなく…『教育は自分に合った場で受けることができる』へ時代の流れと共に柔軟にシフトしていくことが大事だと思います。
また、『学校に適応すること』が目標ではなく…『社会的にも精神的にも自律した大人になること』を目標に
自分の人生を生きること、自分の人生の選択はすべて◯と思えるような心の土台を育みたいです。
そのためにも、子どもたちが安心して自分らしくいられる場、安心してチャレンジし続けれる場、子どもたちが〝真ん中〟の学び舎を仙台から発信!
多様な背景を持つ子どもたちが、ありのままの自分でいることができ、自然豊かな環境で遊びながら学び、心と体の健やかな成長を支えます。
支援金の使い道



皆様からのご支援は、森の寺子屋の運営を支える大切な資金に使わせていただきます。
各ご家庭で毎月負担となる子どもたちの活動費の軽減
教材費や体験活動の費用
子どもたちを支えるスタッフの人件費
築180年の古民家の修繕費、広いフィールドを整えるための費用
森の寺子屋を継続していくための家賃や光熱費等の固定費に使用させていただきます。
仙台市における多様な学び舎のほとんどが市からの補助金などはなく各団体独自で運営しているのが現状です。
また、そこに通わせるご家庭への補助金もなく各ご家庭の負担になっています。
実際に、金銭的な問題や送迎面で「通わせたくても通わせられない…」そんなお声をいただくこともありました。
待ったなしの子ども時代
子どもたちの未来を育むために、子どもたちの選択肢を増やしていくためにも皆様の温かいご協力をお願いいたします。