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母子のサポート体制が整っていない場所に暮らすママが、オンライン上に心のネスト(居場所)を持てる社会を目指す。ネストを通して、世界中のすべてのママが安心して出産・子育てができる未来をつくる。

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母子が健康に過ごせない国・タンザニア

タンザニアでは母子が健康に過ごせない状況が続いています。高い妊産婦・乳幼児死亡が問題視されており、日本と比べて妊産婦死亡率は100倍新生児死亡率は20倍5歳未満児死亡率は25倍と非常に高いです。タンザニアに暮らす女性は、母子の健康への不安や死亡のリスクと常に向き合いながら、妊娠・出産・子育てを行っています。


妊産婦・乳幼児死亡が生じる背景

母子の死亡が生じる理由は、大まかに1. 医療の質の問題2. インフラの問題3. 教育・文化・慣習の問題の3つに分類されます。国の貧困や脆弱さ故に、医療施設や設備、医療従事者が不足していることに加え、医療施設への安全な移動が困難であること、また教育不足による健康管理に関する知識の欠如、西洋医学や現代医療に対する不信感など非常に多くの要因が複雑に絡み合って、高い妊産婦・乳幼児死亡率に繋がっています。


人口増加と母子のサポート体制の不足

タンザニアの人口増加はアフリカ諸国の中でも顕著であり、30年後には人口が現在の倍である1億3000万人を超えると予想されています。妊産婦や子どもが増え続ける一方で、彼女らへのサポート体制及びそれを受容できる社会が完全に整うにはかなりの時間を要します

なぜこの課題に取り組むか

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どんな国に生まれても、どんな場所で生きてても、全てのママが安心して過ごせるように


タンザニアで暮らす女性たちは、日本より遥かに高いリスクを抱え、不安に苛まれながらママになっています。

国の貧困やインフラの脆弱性、教育・文化・慣習の問題というのは簡単には解決されません。


他方で、タンザニアでもスマートフォンが普及し、ほとんどのママたちがスマートフォンと共に生活しています。


医療関係者じゃなくても、例え道路は作れなくても、私たちにもできることはあるのではないでしょうか?

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SNSアプリ「MomNest」の開発及び事業の運営費用に寄付金を充当致します。


SNSアプリ「MomNest」

お家にいながらも、ママ同士や医療従事者と気軽にコミュニケーションが取れ、さらには妊娠・出産・子育てに関する適切な情報をスワヒリ語で配信し、ママの心のネスト(居場所)となるようなコミュニティをオンライン上に形成します。

医療施設に頼れなくても、自由に外出できなくても、ネストがあることでママが安心して妊娠生活を過ごし、子育てを行えるように、適切な教育によって正しい知識やリスク管理、医療ケアの重要性をママたち自身が認識できるようになることで、不幸を未然に防げるように、との思いを込めて当アプリを開発します。


MomNestが可能にすること

①母親ネットワークの形成

妊娠中や子育て中の不安や悩みを共有できるコミュニケーション機能を設置します。ネットワークに参加する医師や助産師、看護師がママの悩みに適切な回答を行います。

また、ママたち同士でのフレンドリーなやり取りや先輩ママからのアドバイスなど、同じ境遇にいるたくさんのママと繋がることで「仲間がいること」を意識し、家族の世話などで外出できないママへネストをつくります。


②妊娠・子育てに関する教育

ママの妊娠月数や子どもの月齢・年齢に応じて、ママに知ってほしいこと、注意してほしいことをコンテンツとして配信します。栄養指導や生活指導、もしもの時のHow toガイダンスを通じて、母子の健康や子どもの成長を支え、安心して妊娠・子育てに取り組める環境を提供します。


③ママの雇用創出

MomNestネットワークに参加するママの中から、地域のロールモデルとなり、周りのママたちをインスパイアするスーパーママをMomNestコミュニティビルダーとして雇用します。コミュニティビルダーは、ママ同士の連携を促進し、情報共有やサポートを行いながら、MomNestの価値を地域全体に広める役割を果たします。


④オフ会の実施

MomNestはオンライン限定のコミュニティではありません。ママたちを集めたオフ会を定期的に開催します。オフ会では、母親学級や父親学級、ママやパパ同士での交流会を行います。


最後に

皆さまからの暖かいご支援にて事業を立ち上げ、タンザニア現地での普及活動を行います。

そしてゆくゆくは、同じ悩みを抱えるアフリカ・アジアのママたちにもネストを拡げられるように、他国展開を見据えて活動して参ります。

どうぞ、お力添えのほどよろしくお願い致します。

代表:鈴木南美

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