私たちの取り組む課題
もみの木園は、園舎を持たない小さなようちえんです。
もみの木園は、1998年春の創立以来園舎を持たず、2から6歳の子どもたちが横浜市を中心とした地域の里山の自然の中で子どもの集まる場『子どもの広場』をつくり、障がいがあるなしなどに関わらず、その多様性を受け入れ認め合いながら地域社会との架け橋となるコミュニティとしての役割を担って参りました。
子どもたちは月曜から金曜日まで仲間とのつながりを大切にしながら、四季の自然を感じ、地域社会の中で青空共同保育として活動をしながら、立派な環境保全並びに社会貢献をしています。
子どもたちは自然の中で自ら育つ力があることを発信しています
青空共同保育事業を実践する一方で、地域社会の一般親子に向けた交流イベントの開催や、青空共同保育を伝えるワークショップの開催などを通して乳幼児期に自然の中で自らが遊ぶことの大切さ、五感を育むことの重要性を伝える活動も行っています。
なぜこの課題に取り組むか
子どもの立場に立って社会を変えていきたい
現在、子どもたちが置かれている社会状況はどうでしょうか。
残念ながら現代社会は家庭や教育機関をはじめ、大人が子どもを管理することで社会が成り立っています。それは一方的に与えられたカリキュラムや親の都合を子どもに押しつけているため、残念ながらそこに子どもたちの意思は反映されていません。
子どもは自ら育つ力を生まれながらに持ち合わせています。
子どもは自ら遊びを生み出し、仲間と楽しく過ごすことが出来ます。
子どもは規則や枠組みに縛られない大自然の中でこそ自由に五感を育むことができます。
昔は当たり前のように出来ていた『自然の中で仲間と遊ぶ』『自分が遊びを作る』ことが安心して出来る『子どもがいつも主役の場』がもみの木園であり、いつまでもその場を提供し続けていきたいという思いで活動を続けています。
寄付金の使い道
青空共同保育の自主運営のためにお力をお貸しください
もみの木園は設立以来、青空共同保育として保育者と親たちによる共同自主運営を行って参りましたが、2019年の幼保無償化とコロナ禍の煽りを受け園児が激減し、活動資金が大幅に不足しております。
頂いた貴重なお金は、保育活動のための物品購入や人件費など共同自主保育の運営に大切に使わせて頂きます。何とか地域社会とのつながりの場である『子どもがいつも主役の広場』を存続させていきたく、どうか運営にお力をお貸しください。
*1口1,000円以上ご寄付頂けると大変助かります。
*応援頂いた方には、助成金事業でもあります「もみの木便り(仮)」を送らせていただく予定です。