私たちの取り組む課題
近年、都市部における緑化空間は、環境問題への対応として各自治体の政策により着実に増加しています。しかしながら、「みどり」の質の向上や、誰もが公平にアクセスできる環境の整備といった点では、依然として大きな課題が残されています。これからの社会には、単なる量的拡充ではなく、持続可能で多様な価値を持つ「みどり」のあり方が求められています。
そうした中で都市部には、「みどり」に関心があるものの、関わるきっかけを持たない“みどりのライト層”が多数存在しています。私たちは、「midori-ba」というみどりのコミュニティプラットフォームを通じて、こうした人々に「みどり」と出会い、関わるための場や機会を提供し、人とみどり、そしてまちをつなぐ架け橋となる存在が求められていると考えています。
なぜこの課題に取り組むか
「Enjoy Greening!-こころとまちにみどりを-」という理念のもと、地域の仲間とともに共創によるみどりのコミュニティを育て、地域の拠点となる「みどりの場」を増やしていきます。
また、「midori-ba」をみどりのコミュニティプラットフォームとして活用し、「みどりのライト層」と「みどりの場」をつなぐことで、みどりの関係人口を拡大します。これにより、みどりの「量」だけでなく「質」や「社会的価値」の向上を図り、「みどり×コミュニティ」の力によって、豊かで持続可能なまちづくりに貢献することが実現すると考えています。
支援金の使い道
共創コミュニティmidori-baの事務局機能の強化と、グリーンコミュニティ事業(midori-ba FESやトークセッションGreenhack!の企画運営等)を通じて、「みどりのライト層」に積極的にPRを進めることで、みどりの関係人口を拡大していくことで、midori-baあふれる社会の実現に繋げていきます。