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任意団体

「めぐこ」-アジアの子どもたちの自立を支える会-

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17人のフォロワー

ビジョン

私たちは、1975年の団体創立以来、経済的理由により教育を受けることができない子どもたちに、奨学金支援を通じ教育を受ける機会を保障し、彼らの将来の可能性をより広げられるよう日々願って活動しています。

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私たちの取り組む課題

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《概要》

私たち「めぐこ」が取り組む課題は、インドフィリピンにおける“教育格差の是正”です。

インドやフィリピンでは以下のような課題を抱えており、それによって教育格差が広がっています。子どもたちの将来の可能性を広げ、教育格差、不平等の是正に少しでも貢献できるよう「めぐこ」は「奨学金支援」という形で活動を行っています。


《インドの現状》

インドでは古くからカースト制度と呼ばれるものがあり、現在は表向きでは廃止されているものの、依然その制度による価値観などが残っています。またこのカースト制度は枠に組み込まれない、つまり「アウトオブカースト」として差別・不当な扱いを受けてきたのが不可触民とされている「先住民(Adivasi)」です。

Adivasi(アーディーワーシー)は先住民族であるが故に職を得ることができず、また天候によって収入が左右する農業で生計を立てている人が多いため、安定した職に就くことができず、貧困率が高い状況となっています。また貧困率が高い状況によって経済的な理由で学校に通うことができない子どもたちがいます。

加えてインドでは政府によって基礎教育の提供を保障することなどが定められていますが、私立学校は政府からの補助があまり得られず、運営を行うことが厳しいという現状があります。

私たち「めぐこ」は先住民族である「Adivasi(アーディーワーシー)」の子どもたちが通う「私立学校」へ奨学金制度による支援を行っています。


《フィリピンの現状》

フィリピンは、人口増加に伴い経済発展を続けていることで近年注目されています。しかし、その発展の裏では貧富の差の広がりが課題となっており、国民の半分以上が貧困状態にあると言われています。マニラやセブなどの都市部にはスラム街が存在し、スクウォッターと呼ばれる土地の不法居住者が多くおり、電気や水道の不正利用、感染症の蔓延、麻薬・拳銃を使用した犯罪の横行など、様々な問題があります。また、農村部には電気が通っていない地域もあり、農業労働者をはじめとした貧困層の人々は苦しい生活を強いられています。

加えて、フィリピンでは就学前教育を含む12年間を義務教育期間としており、教育費は無償となっているものの、制服や教科書、文房具が買えないという金銭的理由教育の重要性に対する親の理解を十分に得られていないことなどから、学校に通い続けられない子どもたちがいます。

私たち「めぐこ」はセブのパシル地域などで、学校に通う事が困難なスラムの子どもたちに教育プログラムを提供する施設と連携し、奨学金制度を導入しています

なぜこの課題に取り組むか

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《概要》

私たち「めぐこ」が、“教育格差の是正”という課題に取り組む理由は、教育が子どもたちの「可能性を広げる」ことができると信じているからです。「めぐこ」は活動当初より「可能性を広げることができる」という信念をもち活動を行ってまいりました。


《「めぐこ」の歴史》

1975年故アンセルモ・マタイス教授と有志の学生たちがヨーロッパ移動合宿の帰路にインドを訪れ、ストリートチルドレンの教育施設「スネハサダン」を視察しました。子どもたちを取り巻く貧困の厳しさと格差の現実に衝撃を受け、「『同じ人間仲間』として彼らの将来の可能性を広げたい」という思いから、1975年10月に現在の「めぐこ」の前身となる「恵まれない子供たちに愛の手を!」が創設されました。その後、「めぐこ」―アジアの子どもたちの自立を支える会―と名称を変更し、創設時から46年の時を経た今もその思いは引き継がれ、子どもたちの笑顔のための支援活動を行っています。


《3つの理念》

「めぐこ」では以上のように1975年の創立以来、学生団体として団体を構成するメンバーが移り変わりながらも、教育へのアクセスを保障し、子どもたちの「将来の可能性を広げたい」という意志を持ち、それらを実現しようと活動する中で以下のつの理念を掲げています。


1.「同じ人間仲間」

「同じ人間仲間」として、経済的な貧困のために開発の鍵を握る教育の機会を与えられていない、大きな可能性を秘める子どもたちの自立に向かって、対等な立場で子どもたちを支える。

2.「顔の見える支援」

プロジェクトの内容は基本的に現地支援先施設の方針に委ねる。私たち「めぐこ」は支援先の子どもたちの側に立ち、支援先の子どもたちの成長する姿を自分たちの目で責任を持って見守ることで「顔の見える支援」を推進する。

3.「ライフスタイルの再考」

開発途上国の犠牲の上に成り立つ日本の経済発展や私たちの生活の営みを考え直す機会を持つ。

寄付金の使い道

寄付金の使い道の画像
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皆様にいただきました支援金は手数料を除き、全額現地に送金するために役立てております。

また以下のインド10施設・フィリピン6施設に私たち「めぐこ」メンバーが責任を持って送金いたします。

「めぐこ」は独自の奨学金制度「Sophia-MEGUKO Scholars(SMS)制度」を導入しており、以下のような形で現地に送金されております。この形によって支援金は2000人の子どもたちの奨学金となっており、2000円という金額がインド・フィリピンにおいて生徒1人が1年間学校へ通うために必要な資金となります。

http://meguko.net

代表:大木敬与

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