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まわしよみ新聞実行委員会

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まわしよみ新聞は新聞を使ったメディア遊び(メディア学び)です。アナログ・メディアならではの「顔が見える」「手作り」「スロー&スモール」なコミュニケーション・メディアは情報社会の成熟に欠かせません。

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私たちの取り組む課題

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新聞を情報ツールだけではなくて、交流ツールにしたのがまわしよみ新聞です。多種多様な人たちと、多種多様な新聞を回し読み、「面白い!」「気になった」「なんだこれ?」と興味関心を覚えた記事を切り抜き、みんなで話し合い、また記事を再編集して、世界にひとつのオリジナルの壁新聞を共同制作します。その効果は教育関係者にも高く評価され、2017年には我が国最高の教育賞と呼ばれる「読売教育賞」のNIE部門最優秀賞を受賞。三省堂の高校国語教科書『明解国語総合』(平成29年度版)にも採択されました。

老若男女を問わず、幼稚園から小中高大といった教育機関はもちろんのこと。まちづくりの現場でのアイスブレイク、就労支援、介護福祉といったケアの現場などでも取り入れられています。2012年より「いつでも、どこでも、できるコモンズ・デザイン」を合言葉にオープンソースで活動を開始し、日本全国各地、海外(韓国、台湾など)でも実施されています。また年に1回ペースで、まわしよみ新聞関係者、編集長による交流・意見交換・勉強会として「全国まわしよみ新聞サミット」を実施しています。

■まわしよみ新聞公式ホームページ

http://www.mawashiyomishinbun.info/

■まわしよみ新聞facebookページ

https://www.facebook.com/mawasiyomisinbun/

■フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より「まわしよみ新聞」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%BF%E6%96%B0%E8%81%9E

※参考文献

『まわしよみ新聞のすすめ』(陸奥賢著/まわしよみ新聞実行委員会編)

https://susume.base.ec/

『まわしよみ新聞をつくろう!』(陸奥賢著/創元社)

https://www.amazon.co.jp/dp/4422120654

なぜこの課題に取り組むか

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情報社会の主流はインターネットです。しかしインターネットには以下のような構造的問題があります。

①フィルターバブル

インターネットの検索サイトはユーザーの検索するキーワードや閲覧しているサイトなどで、そのユーザーの 嗜好性を解析します。ユーザーが見たい、知りたい、好みと思う情報をユーザーの知らないうちに勝手に選別し、それのみを提示するので、いつのまにか自分だけの価値観、世界観のバブル(泡)に閉じ込められてしまうというわけです。

②エコーチェンバー

SNSは「友達」同志でつながりあう空間です。気にいらない人はミュートしたり、ブロックしたりして簡単に関係性(つながり)を終わらせることができます。自分と同調する友達だけに囲まれた空間は居心地がいいかもしれませんが、非常に閉鎖的な世界です。「他者」(自分と意見や考え方が違う人)がいない世界でコミュニケーションを繰り返すと、ある特定の信念や信条、思想が増幅、拡大、強化され、公共性、社会性を損ねてしまいかねません。

③ヘイトクライム、フェイクニュース、炎上マーケティング

誰もが簡単に情報の発信者になれますが、発信者があまりに多く、刹那的に膨大な情報が流れていき、その情報の信頼性が精査できません。PVやクリック数が広告収入になるという構造も後押しして、集客(金儲け)のために、より過激で、煽情的で、ショッキングな言説を繰り返し、ヘイトクライムやフェイクニュースですら垂れ流して炎上させる(炎上マーケティング)という悪質なネットユーザーも跡を絶ちません。

21世紀は情報社会の時代です。情報社会の時代だからでこそ、メディア・リテラシーの涵養は必須です。インターネットの構造的問題に気づくにはインターネットではないメディアを知り、触れ、それぞれのメディア特性(良し悪し)に気づくことです。まわしよみ新聞はその気づきを得るためのメディア遊び(メディア学び)です。

寄付金の使い道

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①まわしよみ新聞実行委員会の運営費

まわしよみ新聞の広報・宣伝、編集長養成講座の開催、出前講座の経費など。

②「全国まわしよみ新聞サミットin大阪」の開催費

日本全国各地から100名近いまわしよみ新聞関係者が集う「全国まわしよみ新聞サミット」は、過去、福岡県の西日本新聞社や神奈川県の日本新聞博物館などで開催されたことはありますが、発祥の地である大阪で開催されたことがありません。ぜひとも大阪サミット実現を適えたいと思っています。

③「まわしよみ新聞カフェ@コモンズデザインLAB(仮)」の設立準備金

大阪市内に「まわしよみ新聞カフェ@コモンズデザインLAB(仮)」を開設します。陸奥賢が考案した数々のコモンズ・デザイン(まわしよみ新聞、直観讀みブックマーカー、当事者研究スゴロク、劇札、仏笑い、フォトスゴロク、北船場将棋、歌垣ピクニック、死生観光トランプなど)の開催場所として2021年または2022年(まわしよみ新聞創刊10周年記念の年になります)に開設予定です。そのための設立準備金です。

08030320096

http://www.mawashiyomishinbun.info/

代表:陸奥賢

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