私たちの取り組む課題
多くの子どもたちが「学校での学び」を選択できない状況である。
現在、国内の小中学校(高校も含め)では多くの不登校学童が存在しています。小中学校における不登校学童の数は全国で299,098人※2023年10月時点文科省データ(文部科学省調査)
※以下当方活動地域である札幌市の不登校学童のデータ
小学生1489 中学生 3347 計市内 4836人
(※行き渋りなど含まず)全国同様増加傾向。全国的にみても札幌は多い(中学生)
これだけの数の学童が「学校での学び」という選択肢を選べない状況にあり、これらの不登校学童が教育を受ける選択肢として民間事業で以下4点について必要としています。
- 学校内での別室登校
- オンライン授業での出席
- 教育委員会が提供するフリースクール
- 外部運営のフリースクール
私たちは、今社会問題になっている、学校や家庭に居場所のないこども達へ、私たちらしい応援ができないかと考えました。“子ども達の笑顔のために”
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、任意団体として、2015年から活動をしてまいりました。
その活動は、講演会、啓蒙、音楽、畑活動、ボランティアなど多岐に渡りました。
「人は皆、生きるに値する」「誰も皆、輝く場所がある」「自分らしいは素晴らしい」
これらの信念に基づくものでした。
"自分のままでいいんだよ"
私たちは、2023年に出逢った、映画「夢みる小学校」に感銘を受けました。学校や教育がもっと自由であって良いことを知ったからです。
子ども達の笑顔、その子ども達を支えるおとな達の満足そうな表情。そこには、温かな時間と空間がしっかりと手を握り合っていました。
不登校学童の子ども達の選択肢を増やしたい
学校や家庭の"場"に違和感を感じ、実際不自由になっている子ども達、そしてそれらを取り巻く大人達が、自らに誇りを持ち、"その人らしくあること"を全力で肯定する社会の実現を目指します。子ども達の居場所を作り、ユニークなおとな達による体験型学習の機会を作ります。そのため、我々はその実現に向けて以下3点の取り組みを実現したいと思っております。
- カフェ型滞在スペース
- 子ども食堂を通した食育
- オルタナティブスクール(フリースクール)の実現
寄付金の使い道
フリースクール開業に向けた物件取得及び開店資金
「私たちは、札幌市内に"美味しくて、楽しい"場所を創ります。そして、その場所を獲得し、築き上げる為の資金として200万円を必要としています。皆さんの想いや、力が、その場所へ繋がります。未来を担う大切な子ども達が、伸びやかに過ごすせる空間創りの為ご協力の程よろしくお願いいたします。
寄付金の使い道
- 開業に向けた物件取得
- 開店資金
- スクール開業後の運営資金
やうやう舎ってなに?
"やうやう"と記して、"ようよう"と読みます。清少納言。枕草子の冒頭。
「春はあけぼの やうやうしろくなりゆく やまぎは すこし明かりて…」
これは、日本語の古語で、だんだん、徐々にという意味です。現代日本語なら、様々 または、洋々と表すこともできます。
さまざま多様な価値観や、前途が広々とした様子が浮かんできます。陽陽と明るく、朗らかにあるのも良いですね。
"ドキドキ ワクワク" ひとりでも多くの人を笑顔にできますやうに
その場に集う人々が、「春はあけぼの」のように、やうやうしろくなりゆく。
少しずつ光差し、明るく、暖かくなりますよう私たちの、できる限りの、想いと願いを込めて。