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ビジョン

「学び3.0」を推進し、日本の若者と地域を元気にします。

私たちの取り組む課題

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日本では毎年小中高合わせて470校が廃校となっています。特に地方では顕著で、学校がないことで、子どもたちを含む家族ごと地域外へ出て行ってしまうという現状があります。一方で、環境問題やSDGs等社会問題への関心の高まりから、日本の地域、文化、智慧に関心を持ち、地域に行って学びたいと考える若者も増えています。


そうした中で、高校生の地域留学や地域留学型の大学など、意欲ある若者と地域を結び付ける新たな動きが生まれはじめています。都市部では高校生・大学生は珍しくもない存在かもしれませんが、高校や大学のない地域では、それがたった一人だとしても、大きな存在であり、変化のうねりとなります。若者側にとっても、地域という人の顔が見えるつながりの中で学び、失敗を恐れることなくプロジェクトに取り組める環境は、社会貢献意欲や自己有用感にとてもよい影響を与えています。


しかし、少しずつそうした地域と繋がる学びの場が増えてきた一方で、いくつかハードルが見えてきています。その中の大きな一つが、経済的なハードルです。

まず前提として、日本の大学生の半数がなんらかの奨学金を受給するなど、厳しい状況が若者を取り囲んでいます。ましてや地域へ留学・移住する場合は、暮らしに係る負担が多くなり、地方に行けば行くほどアルバイト先も限られるという状況があります。こうした新しい取り組みは公的な奨学金の制度の対象にならず、受け入れる地域も公的な教育制度内でない限り、受入れ側が手弁当で環境を整えざるを得ない状況です。私たちが連携する、地域留学型の「さとのば大学」でも公的な奨学金が得られないという経済的な理由から入学断念や休学するケースがあると言います。

なぜこの課題に取り組むか

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全国で今地域や組織、立場を越えて、「越境」「地域留学」「共創」といったキーワードで、リアルな社会と接続し実践する学びの場が増えています。意志ある学校、地域、企業が試行錯誤を重ね、工夫して場を作ってるケースも沢山あり、そうした新しい学びにチャレンジする意欲ある若者もたくさん増えており、私たちはこうした動きを繋ぎながら、大きなうねりをつくり、多様な学びのある社会にしたいとNPOを立上げ活動しています。

しかし、こうした学びの場をつくり、用意をしても、学び手である若者が経済的な事情により断念する、ということが実際に生まれています。私たちは、こうした熱量高い動きが止まることがないよう活動しつつ、この状況を広く社会に発信し、ご支援もいただきたいと考えています。

寄付金の使い道

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当団体では、「マンスリー奨学サポーター」という形で、寄付を募っています。いただいた寄付金は以下のように活用させていただきます。

※単発のご寄付も可能です。


1)チャレンジする若者への奨学、プロジェクト支援

地域へ留学移住し学ぶ若者や、アプレンティスシップで学ぶ若者など、新しい学びに果敢に取り組む学生を支援します。日本の大学生の約半数が何らかの奨学金を利用している今の社会状況で、こうした新たな学びには、既存の奨学金が当てはまらないケースもあり、支援してまいります。


2)若者を受入れる地域、機関の支援

例えば、学校機関のない地域に留学で飛びこみ、地域活動をして学びながら、通信制の学校に通うケースであれば、受け入れ地域では最低限の住環境(例:シェアハウスや学習環境の整備)を整えたり、コーディネート、メンタリングなど支援体制を整える必要があり、その支援へ活用します。


3)団体の運営費

事業を実施するため10%程度を運営費に充てさせていただきます。

〒3800837

長野県長野市南長野字幅下644番地8

代表:兼松佳宏