私たちの取り組む課題
学校や地域、家庭で学ぶ機会が少なくなった、国や社会の為に尽くした先人の学びや伝統文化に親しむ教育の充実をめざして、主に、小中高の教育事業を推進し、あわせて、家庭教育支援、学校教育の研修活動に取り組んでいます。小学生教育では主に郷土の先人のゆかりの地を訪れ、友や先生、スタッフとの協力活動を通して歴史を追体験し、生き生きと蘇らせる体験活動をしています。さらに、中高生教育では、視野を広げ、これからの日本と世界を探求し、友と切磋琢磨しながら将来の志を考えていきます。
なぜこの課題に取り組むか
日本は豊かさと便利さを享受する一方で、豊かな伝統文化や地域を支えた偉人等が顧みられない傾向が強くなり、本来、その中で育まれてきた豊かな情操や思いやりの心、郷土や国への愛情をもち、公に奉仕する精神などが希薄になっている現状があります。そのため、平成18年、新教育基本法には、「伝統文化の尊重」や「郷土や国を愛する心」が明記され、21世紀の教育像として学校教育での拡充が模索されていますが、学校だけでなく地域、家庭との協力によりそうした教育の充実が求められいます。当会は、そうした教育課題に対して、地域の教育を興し、さらに次代を担う人材の育成をめざして、教師、地域の有志、親の連携によって各地で教育事業を推進しています。
寄付金の使い道
現在、全国8会場で小学生を対象とした教育事業と2会場でリーダー育成の中高生教育事業を推進しており、その拡充をはかるための支援金が必要であり、さらに、その中で培った教育モデルを普及していくため、教材出版、WEB教材、スタッフ研修、講演会の充実、強化のため支援金が必要です。その二段階の事業の充実を通して、家庭教育や学校教育の支援、研修の充実、地域会場の拡大をめざしていきます。