私たちの取り組む課題
今、わたしたちの出産・育児は、不安や孤独を抱えやすくなっています。
核家族、シングル、共働き、高齢出産、ダブル介護…。
「産後うつ」を発症する人は4人に1人
妊産婦の死因の第一位は「自殺」と言われています。
また、母親からの子どもへの虐待数も年々増加傾向にあります。
日中の時間帯、ワンオペ育児で子どもと一対一で過ごしている家庭が多く
孤独孤立に落ち入りやすい状況です。
なぜこの課題に取り組むか
2児の母親である、理事長白桃は、2018年第一子出産後に「産後うつ」の診断を受け、
出口の見えない長いトンネルの中にいるような日々を過ごした経験があります。
コロナ禍で誰もが「孤独孤立」状況となり、2021年1月、
SNS上で、共助コミュニティを立ち上げました。
すると、白桃の元には毎月のように
「もしかしたら産後うつかも」「イライラがとまらなくて元気が出ない」
「死にたくなります」...という相談がやってきます。
今もそれは続いています。
同じ立場の母親として、寄り添い、話を聞いてきました。
立ち上げから2年、
保育士や保健師、 助産師、元園⻑、地域の方などの協力が集まり
現在マチノワでは、オンライン/イベント/拠点の3つのかたちで、
妊婦さんや親子、地域の方がつながる居場所を用意しています。
子育て真っ最中。「悩む」世代が集まって助け合って、人の輪を作る。
「共に悩む」 共助マチノワ
子育てひと段落。ちょっと先輩が集まって作る人の輪。
「支える」 先輩マチノワ
子育ては未来/過去、 若者やお年寄り、地域人材が見守る人の輪。
「見守る」 地域マチノワ
それぞれの輪が混ざり合い、重なり合い、支えあう。
そして、親も、地域も、育ち合う。
マチノワは、ぐんぐん成⻑し続けています。
みんなの幸せの輪の中で、子どもを育てていける徳島に、住みたいと思っています。
だから、育ち始めた人の輪、マチノワを、より⻑く、より広く、より深くしたい。
その強い思いが、「徳島の子育てに伴走する会マチノワ」 を動かしています。
寄付金の使い道
拠点の整備費、スタッフ人件費、光熱費、保険料、消耗品購入費など、
運営に必要な経費として使用させて頂きます。
マチノワでは、みんなが安心して利用できるように、
完全無料で提供しています。
補助金や寄付で運営資金をやり繰りし、運営メンバーは無給で活動している状況です。
現在は資金繰りの都合もあってリアル拠点を週に2日しか開けられていませんが、
需要が高すぎるあまり、いつも超満員。
駐車場に空きがなく、帰らざるを得ない方もたくさんいらっしゃいます。
そのくらいみんなから必要とされているマチノワだからこそ、
1日も多く、拠点(妊婦さんと親子、地域の方の居場所)を開いておきたい。
そのためにはスタッフへの人件費が必要です。
ご支援が増えていくごとに開催日も増やしていくことができ、
1人でも多くの方を受け入れることができます。
ぜひみなさんも寄付というかたちで、マチノワの一員となり、
みんなの居場所を一緒に作っていきましょう!ご支援よろしくお願いいたします。