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ヤングケラーをバックグラウンドに持ち、様々な課題を抱えながらも前向きに頑張るすべての方が、"ラフィングケアラー(笑っているケアラー)"に変容していける社会を目指して活動をしています。

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私たちの取り組む課題

ヤングケアラーとは18歳未満で家族の身体的・情緒的ケアを行っている子どもたちのことです。

最近では、ヤングケアラーの支援のための国や地方自治体による動向調査が進められ、メディアで取り上げられる機会が増えてきました。しかし、その多くは社会問題あるいは支援対象者としての側面を報道するものであり、ヤングケアラーの強みや明るい側面が取り上げられることは滅多にありません。国の支援策を中心とした報道は支援の必要性の認知を広めるのには有効なものの、ヤングケアラーの日常の周知や自己実現の後押しや、支援の対象ではないヤングケアラーの生きづらさの軽減にはつながりにくいと考えます。

そこで、わたしたちは

・ヤングケアラーの認知の幅を広げ

・ヤングケアラーが自身のバックグラウンドをプラスに捉え、「ラフィングケアラー(笑っているケアラー)」として自分らしく輝けること

を目的に、ヤングケアラーの啓発活動に取り組んでいます。誰もが家族や周囲の方をケアする「1億人総ケアラー社会」を見据えて、現役ケアラーだけでなく、将来的にケアラーとなりうるすべての人に、正しい理解を促していきます。

なぜこの課題に取り組むか

私たちは、子どもの頃から大切な家族に病気や障害がありました。子どもながらに、家庭内の雰囲気を察しては、自分に何ができるかを考えて、家事やケアを担ってきました。

「他の家族まで倒れてしまったらどうしよう?」という心配もしてきました。周囲から「頑張って」と言われ、「私しかいない」と思い、学業とケアを両立しながら家族を守ろうと奮闘してきました。

でも、私たちは子どもだったので、本当は、可愛がられたり、褒められたり、気にかけてもらったり、話を聞いてもらったり、抱きしめられたり、守られたりしたかったのです。

そんな気持ちをグッとしまい込んで、周りの友達のように“普通”に生活を送ろうと頑張ってきました。家族には気持ちを悟られないように、友達には家の事情を知られないように…。

大人になってヤングケアラーという言葉を初めて知りました。その時、「ケアをするあなたも、かけがえのない大切なひとり」と気付いたのです。

最初は“自分を大切にする”ということがどういうことか良く分かりませんでしたが、意識的に“ケアから距離をとる”ことから始めました。それは同時に“家族に後ろめたさを感じる”ことでもありましたが、結果的に“自分の心を守る“ことになりました。

私たちはこれまで、自分の時間の多くを家族のために費やしてきました。家族に向けてきた“愛”を今度は自分に向けていくことで自分の幸せを“許せる”ようになりました。

家族に向ける”愛”も、自分に向ける”愛”も同じ“愛”です。自分にとって心地よい道を選択しようと思うようになりました。

そんな時間を積み重ねていくことで徐々に笑えるようになり、「家族が病気でも障害でも大丈夫」「なんとかなる」という新たな自分に出会うことができたのです。

最後に、介護を避けて通れない時代“1億総ケアラー社会”に立ち向かい、先に介護を経験してきた私たちが、“ヤングケアラーでも大丈夫な社会”のために、“ラフィングケアラー(笑っているケアラー)”として笑顔と癒しを種まきしていきます。そして、ヤングケアラーさんやケアラーさんがたくさんのラフィングケアラーに変容していく社会を作っていきます。

寄付金の使い道

おもにラフィングケアラーの学校の立ち上げ・運営費として活用させていただきます。

✿ 商標登録にかかる登録費(ラフィングケアラー、ラフィングケアラーの学校)

✿ オンラインセミナー・集会のためのビジネスアカウント利用料(ZOOM、Oviceを予定)

✿ 教材開発の為の専門職コンサル料

✿ 事務委託費(教材作成、ケアラー手帳作成、デザイン料)

✿ 宣伝広告費 (ホームページ保守・管理料)

✿ その他

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