私たちの取り組む課題
・「子育てひろば」の成果と可能性を検証し、子どもの育ちや家庭支援の重要性、社会みんなで子育てを支える環境づくりを提言する。
・「子育てひろば」に取り組む運営団体をサポートし、質の向上に貢献するために連携と協働による人育て、まち育てをすすめる。
・「子育てひろば」の運営に取り組んでいる団体・個人の全国的なネットワークを立ち上げ、「子育てひろば」の趣旨・役割などを確認しながら、情報の共有、相互交流や、調査研究、研修などを行う。
なぜこの課題に取り組むか
少子化が進み、核家族化で世代間の子育て文化伝承が難しくなってきたこと、顔の見えるかたちでの地域の支えあいの力が弱くなってきたこと、さらには、親の就労時間が長く、夫婦が協力して子育てを担う環境が整っていないこと、などの現状があった。
それを打開しようと、当事者団体と行政が連携しながら地域の中に居場所を確保し、親同士が気兼ねなく交流し、お互いに支え合い、情報を交換し、学びあう場を生み出し、子育ての第一歩を支えていこうと活動してきた。
そうした多様な関わりの中で、子どもも親も育つ環境を地域に再構築し、国の地域子育て支援拠点事業としても数を増やしてきたが、支援する側のスキルアップ、質の向上、活動予算の安定的確保などがまだまだ課題となっている。
支援金の使い道
全国各地の地域子育て支援団体に向け中間支援NPOとして安定的、持続的に活動するための原資。