私たちの取り組む課題


孤独を感じている子どもたち
全国の小中学校の不登校児童生徒数が35万人を超えました。
私たちが活動を始めた2014年に12万人だったので、10年で3倍近く増えていることになります。
学校が合わないことは、子ども個人や家庭に起因するものではなく、学校社会の仕組みや、学校教育のやり方を見直していくことが必要であるということも、社会全体の共通認識になってきています。ですが、子ども自身が安心して学び、過ごせる環境はまだまだ足りないのが現状です。
学校に行っていたとしも、環境が合わないことは自分のせいだと自信をなくし、自分の感性・感覚を受け入れてもらったり、分かってもらう体験がないままに、孤独感を募らせて過ごす子どもたちがいます。
家で過ごすようになった子は社会とのつながりがなくなり、子も親も孤立している場合も多くあります。
HSCと呼ばれる感覚が繊細な子どもたち、多様な個性を持った子どもたち、休息が必要な子どもたちにとって、少人数の優しい輪の中で、安心して呼吸をして、様々な体験を通して自分と出逢い、自信を取り戻し、社会を信頼してつながっていくチカラをつけていくことは、将来的に自律・自立した社会参加へとつながります。
こころを育む・つながりをつくる居場所が必要です
日本の子ども・若者の死因の1位は自死です。一週間に10人の子どもが自ら命を終わらせているのです。
子どもが減っていて、平和なはずのこの国でなぜ子どもたちが命を絶ってしまうのでしょうか。
私たちは「感じていること」を大切にしてこなかったこと、「つながり」を大切にしてこなかったことに、このような世の中になってしまった原因があるのではないかと考えています。
生きることに希望を感じながら、大人になっていく自分を楽しみにしながら、安心して育っていく環境が子どもたちに必要です。
子どもを安心の眼差しで見守れる大人たちの存在、暗記や偏差値一辺倒ではない教育の在り方、自然とのつながりを感じたり、五感を刺激する様々な体験、
子どもたちが安心して命の根を張り、のびのびと葉を広げられる空間・時間・仲間が必要です。
学校という社会のレールに合わなくても、幸せに大人になっていける。
その安心と自信が子どもにも、大人にも、必要です。
なぜこの課題に取り組むか


代表理事からご挨拶
はじめまして。ここだねを見つけてくださりありがとうございます!
私たちは2014年に任意団体としてフリースクールの活動を始め、2018年にNPO法人を設立して8年が経ちました。
始まりは学校に合わなかった我が子の「『行かない』をしたいんじゃない!『行く』をしたい!」という言葉でした。
当時は通える範囲にフリースクールが無かったので、自分たちで始めたところ、必要とする方、応援してくださる方がつながってきてくださり、団体として少しずつ成長してくることができました。
もともと児童福祉の仕事をしていた私たちは、出逢った子どもたち、ご家族と共に、社会の中で子どもたちを見守り、育んでいくことを大切にした場作りをしてきました。親として子育てのゴールとしていた「生きていく喜びを伝える」「社会とつながって、食べていける人になる」ことを見据えて、子どもたちと活動をしています。
「学校が合わない」と感じた子どもたちと出逢ってきた中で、印象に残っている子どもの言葉があります。
「みんなと同じことができないボクは大人になれないんじゃないかと思っていた」
まだ十にも満たない子どもたちが、消えたい、死にたいと訴え、子どもが泣きつかれて眠るまで抱っこしているお母さんにも何人も出逢ってきました。
子どもも親も、学校という既存のレールが合わないというだけで、何かが劣っているような、間違っているような錯覚をおこしてしまいます。
日本にはまだ、学校以外の選択肢があまりに少なく、また選択していいという文化も育ってきていないことが、子どもたち親たちを疲弊させています。
ここだねは設立から12年が経ちました。我が子も一緒にここで学び、育ち、今は全員が成人して社会の中で生きていくようになりました。
卒業生たちの姿を見ていると、義務教育期間に学校に合わなかったとしても、社会とつながり、仲間とつながり、必要な学びの体験を積み重ねた子どもたちは、自分と世の中を信頼して逞しく生きていける人になっていくのだと分かります。
学校の中も、多様な個性を持つ子どもたちへの理解と対応が進みつつあります。しかし、大きな建物や集団が苦手な子、感受性が豊かで繊細な子、個別的なケアやサポートが必要な子どもたちがいます。小さな集団の中で、人格の基礎をつくっている義務教育期間こそ、丁寧に確実に育んでいくことは、「急がば回れ」の言葉のように、社会的自立に向かっていく近道のようにも思います。
今も、ここを必要とし、ここで育っている子どもたちがいます。
社会の中のひとつの資源として、このような取り組みが継続していくことを願っています。
認定NPO法人ここだね
代表理事 深沢武・深沢直子
支援金の使い道



☆★☆ マンスリーサポートでできること ☆★☆
≪拠点の継続のための家賃補助≫
築50年の古民家をお借りして、子どもたちと保護者と一緒に、砂壁を落として漆喰を塗り、DIYで棚も作り、居心地のよい拠点を作ってきました。
家賃は年間100万ほどかかります。行政からの補助金等が何もない中で、保護者の負担と応援してくださる方の寄附で維持しています。
入会の際の負担金が高額になるため、入会のハードルが高くなってしまっています。子どもが通いたいと思っても、経済的な理由で通うことを断念する場合が多くあります。入会の際のハードルを下げ、その時に必要な子どもたち、家族が、利用しやすくできるように、家賃サポートをお願いいたします!
毎月 1,000円のご寄付でできること ⇒ 2回分の場を開くことができます。
毎月 3,000円のご寄付でできること ⇒ 6回分の場を開くことができます。
毎月 5,000円のご寄付でできること ⇒ 10回分の場を開くことができます。
毎月10,000円のご寄付でできること ⇒ 20回分の場を開くことができます。
≪学費の軽減のための利用料補助≫
現在フリースクールに通うには、入会時に年会費と施設維持費がかかり、さらに日数に応じて参加費用がかかります。
子どもに寄り添う大人は誰でもいい訳ではないため、専任のスタッフ2名(男女1名ずつ。ソーシャルワーカーと児童指導員)を配置していますが、保護者の利用料負担とフリースクール運営のバランスに苦慮しています。
フリースクールに通いたい、通わせたいと思っていても、費用がかかるため、参加日数を抑えたり、子どもの心身が限界を迎えるまで学校で頑張らせたりする場合も珍しくありません。子どもに必要なタイミングで、家庭の経済状況に関わらず、安心してフリースクールにつながれるようご支援いただけたらと思います。
家庭の経済状況に左右されずに、その子どもに必要な学びの場を自由に選ぶことができる社会になっていくことは、通う子どもたちだけでなく、いつ何時、どんなタイミングででも、必要な時に必要なだけ個別的なケアとサポートを受けられる安心をつくる社会インフラになるのだと思います。
子どもたち、子育て中の家族への応援をお願いいたします。
毎月 1,000円のご寄付でできること ⇒ 1名の子が 3日分の活動に無料で参加できます。
毎月 3,000円のご寄付でできること ⇒ 1名の子が 9日分の活動に無料で参加できます。
毎月 5,000円のご寄付でできること ⇒ 1名の子が 1か月の活動に無料で参加できます。
毎月10,000円のご寄付でできること ⇒ 1名の子が 2か月の活動に無料で参加できます。
≪文化的な学びの機会を増やすための教育費補助≫
上記2点が優先されますが、ご支援が多く集まれば、子どもたちの体験学習の機会を増やしたいと願っています。
例えば、通常は学校単位で経験できる、観劇や演奏会などの文化体験、科学館やプラネタリウム、国会見学などへの社会科見学の際の入場料・交通費などは、通常の利用料だけでも家計に負担がかかっているので、なかなか増やすことができません。
子どもたちの体験学習への参加機会の格差を減らせるように、多くのご支援をいただけたら幸いです。

