私たちの取り組む課題



霧が丘のまちが創られて40年が過ぎました。このまちができたての頃は、平均年齢も若く、子どもの声と元気な大人の声が響き渡っていました。しかし、歳月は流れ、霧が丘の町はいまや高齢化率が約30%に達し、またインディアン・インターナショナル・スクールもできてインド人がおよそ1,000人近く住む極めて特色のあるまちに変貌してきています。
地域には、お元気で活動的なシニア世代も多く今までも自治会を含めた多くの地域活動が行われてきました。一般的に地域の活動団体は「同じ課題を持つ当事者」が、その解決の為に動きますが、私たちは、これまでの活動から「違う課題を持つ当事者」が繋がる事により、お互いの課題を解決できたり、サポートできる事を実体験により学びました。
シニア世代×こどもの交流、外国人ママと日本人ママの交流、違ったコミュニティの交流から、違ったスキルの交換を行い時には「課題が解決」し、時には「楽しい!」が生まれました。色んなコミュニティの人が集まった私たちだから出来る「違い」を楽しみ「繋がれる」、そんな豊かな交流が出来たら素敵だなと感じています。
なぜこの課題に取り組むか



地域に住む、様々なコミュニティの人が繋がり・楽しみ・小さな困った事を助け合い・学び合える人の温かさが感じられる幸せな地域でありたいと願っています。
シニア世代×こども、外国人×シニア世代など普段出逢えないコミュニティが出逢える場を創り、コミュニティ間での「交流」「助け合い」「学び合い」が生まれるきっかけを創るとともに、街のニーズを把握し、地域みんなで解決できる仕組みを創っていくことで、街の「大変」が「楽しみ」に変わる連鎖が広がっていけばいいなと考えております。
支援金の使い道



霧が丘のまちは住民の集う場や交流の場が少なく、住民同士が支え合う仕組みの基本となる地域コミュニティづくりが必ずしも十分ではないなか、いろんな団体がそれぞれ活動を続けて参りました。これらの活動を一本化し、次に掲げる事業を広く展開していきたいと考えています。
①様々なコミュニティの人が出会える「居場所づくり事業」
②地域みんなで支え合う「子育てサポート事業」
③安心して活き活きと生活できる「高齢者健康サポート事業」
④違いを認め合い共に暮らす「多文化共生事業」
⑤地域課題をみんなで解決できる「共生のまちづくり・啓発・提言事業」
⑥地域の生活情報や活動を紹介する「地域情報発信事業」など

