事業の目的
多くの不安を抱える被害者の心理的サポートと情報提供を電話で実施しています。電話相談だけでなく、研修を受けた相談員による面談での相談も行っています。必要に応じて臨床心理士や弁護士などの専門家による面接相談も行います。このほか、被害者から要望があれば、警察、病院、検察などへの付き添い、裁判傍聴への付き添い、代理傍聴なども行っています。
これまでの活動
2011(平成23)年からの新規事業として、「1日移動無料相談」を行っています。紀北・紀南地域で弁護士・臨床心理士、犯罪被害相談員による電話・面接による相談を実施しています。
これまでの事業成果
2016年は、443件の支援を行いました。電話相談が336件、面接相談が51件、直接的支援が56件です。分野別では交通事故が96件(21.7%)、傷害・暴行が121件(27.3%)、性被害が121件(27.3%)、DV・ストーカー被害が58件(13.1%)、その他47件(10.6%)となっています。近年、性被害に関する相談、支援が増えています。