私たちの取り組む課題



気候変動や生物多様性の喪失、社会的分断が深刻化するなか、最も影響を受けるのは次世代を担う若者です。気候危機や生態系の破壊により、地球の未来が脅かされています。気候不安が深まるなか、世界各地で戦争や分断が続き、希望を持ち続けることさえ難しくなっています。環境や社会への関心は高まりつつあるものの、あまりに大きな課題を前に、行動へと踏み出すことが難しい状況が続いています。しかし、彼らが声をあげ、行動を起こすための場や機会はまだ十分ではありません。私たちはジェーン・グドール博士が創設した環境・人道的プログラム「Roots & Shoots」の理念に共感し、2023年の来日をきっかけに日本で活動を進めてきました。活動を全国に広げ、安定的に継続していくためには法人格を持つ組織が必要と考え、NPO法人 Jane Goodall Institute Japan の設立を決意しました。
なぜこの課題に取り組むか



一人ひとりが生きとし生けるもの全てに思いやりを持ち、未来への希望を胸に行動できる社会です。その中で若者が主体的にリーダーシップを発揮し、大人も共に学び、世代を超えた協働が生まれることを目指します。小さな行動であっても一人ひとりがもたらす影響を実感し、希望を育み、ウェルビーイングな循環が広がっていくことを願っています。さらに、JGIのグローバルネットワークを活かして異文化理解や交流を深め、連帯し、平和へとつなげていきます。
ジェーン・グドール博士の「すべての存在が大切であり、役割があり、そして一人ひとりが変化を生み出すことができる」という言葉を胸に、行動を通して希望を波及していくために活動しています。博士が切り拓いた道の先に、次の一歩を刻むのは私たちです。未来へ、そのレガシーをつないでいきます。
支援金の使い道



ユースカンファレンス、ユース向けのRoots & Shootsキックスタートコース、大人向けのコーディネーターコース、学校の先生向けの講座、生徒向けのワークショップ、自然体験活動、広報活動などを実施し、若者が課題を発見し、仲間と解決策を模索する機会をつくってきました。すでに数百名のユースや市民が参加し、各地域で小さなアクションが芽生えています。
ユースのアクションを直接支援する事業を軸に、Roots & Shootsの4ステップ「知ってワクワクする・探究する・行動する・祝福する」に基づいたオンラインコースや教育現場でのレクチャーを実施します。また、地域の資源や課題を探究し、自分の興味関心のあることを行動につなげるコミュニティマッピングゲームも開発しました。より多くの教育機関や地域コミュニティに広げていきます。また、海や山での自然体験・リトリート事業を通して、人・動物・自然のつながりを体感する機会を提供します。さらに、ニュースレターやSNSなどの広報活動を通じて社会へ発信しています。マインドフルネス・ワークショップなどの企業向け研修事業も展開予定です。本法人の活動は、不特定多数の若者、市民、教育関係者、企業人材を対象とし、環境保全や社会的包摂の意識を広げ、公益に寄与します。

