私たちの取り組む課題



山里の生活文化として、自然環境として、希少価値となりつつある棚田を暮らしの中で耕し続け、維持していく
昔ながらの米作りを実践し、技術を受け継ぐ
棚田は、平野部の田んぼに比べ、一枚一枚が小さく、効率性からは程遠い場所です。食糧生産の場として田んぼを捉えた時、この土地の棚田は切り捨てるべきなのか。私たちは、そうではないと考えています。
棚田は、この里山の暮らしの一部であり、生態系の一部であり、人と自然を、そして非効率的だからこそ人と人をつなぐ場所でもあります。
なぜこの課題に取り組むか
日本の中山間地域に広がる棚田は、地域の過疎高齢化と次世代の担い手の消滅とも言える現状の中、維持することが非常に困難な場所となっています。
人口減少社会の中で、平野部でも休耕田が広がる中、棚田を維持する意味・価値はどこにあるのか。その方法は?私たちは常に課題を突きつけられています。
支援金の使い道
活動の継続のため、経済的報酬ある団体へと変化したい。
皆さんに支援していただいたお金は、棚田を守ろう会に所属し、耕作・運営を行うメンバーの作業賃に使用したいと考えています。
活動開始から20年、弊会は、ボランティアをベースに、集まった寄付金を労働時間で割り、手当とする運営方法をとってきました。
しかし、中心となり耕作を担ってきてくださったシニア世代の皆さんが引退するに伴い、若手移住者が中心となって活動を継続していくことを考えた時、ボランティアでは掛けられる時間も関われる人数も限界を感じています。
「仕事」として、棚田を耕作し、交流の場として運営していく。会の活動が「仕事」になれば、田んぼを耕作したい、棚田を耕作したい、という思いを持って、移住を検討する若者がきてくれた時、すぐに決断できるきっかけになるかもしれません。
もちろん、皆さんの支援を土台に、お米をたくさん収穫し、販売することでの利益や、棚田あいすの販売など、事業として利益をどう得るか、という課題にも向き合っていきます。

