私たちの取り組む課題
冷戦終結から30年以上経った現在でも、紛争、貧困、そして人権侵害は地球上から根絶されていません。とくに紛争は難民、飢餓や経済システムの破壊を引き起こし、人々が普通の暮らしを取り戻すまでに膨大な時間を費やしてしまいます。
私たちインターバンドの歩みは、紛争の根本的な原因を探り、その解決のために一人ひとりが行動するという理想を掲げて出発しました。
私たちは、紛争や内戦の根本原因は、独裁的な政治体制、民族や宗教の違いによる憎悪の拡大、貧困や差別などにあると考えます。そしてその解決のために選挙監視活動、除隊兵士支援、難民や国内避難民への人道支援活動、紛争問題への関心喚起活動などを通じて、平和構築を支援する活動を行ってきました。
- 紛争地に赴いてのファクト・ファインディング(実態把握)をボスニア、ハイチ、イラクなどで実施
- モザンビーク内戦終結後の小型武器回収
- アジアの紛争終結国や独裁体制崩壊後の国際選挙監視活動
- カンボジア除隊兵士支援活動
- 小型武器取引規制の国際会議
- インドネシア・アチェでの津波被災者支援と紛争当事者の対話促進
現在は、2021年のミャンマーにおけるクーデタに伴う混乱を受けて、ミャンマー軍の暴力停止と民政復帰を求める活動や、かつて選挙監視と除隊兵士支援活動を行ったことのあるカンボジアの地で、子どもたちに教育を届けるための支援活動と、平和教育活動を行っています。
- ミャンマー和平アクション(政治家や各国大使館への紛争調停の依頼、ミャンマー軍の空爆による避難民への支援など)
- カンボジア教育支援(コンポントム州の「中田厚仁学校」での教育支援)
なぜこの課題に取り組むか
紛争やテロでいちばん被害を受けるのは、私たちふつうの市民です。
だからこそふつうの市民が紛争の根本原因を知り、その予防や解決のために行動していく必要があると考えます。
寄付金の使い道
- 団体運営費
- プロジェクト活動費用
- 広報費
- ファンドレイジング費