私たちの取り組む課題
複雑な医療課題を社会全体で解決に取り組む動きを促進する。
現代の医療には、医師の地域偏在、超高齢者社会、国民皆保険制度、医療DXの停滞、救急車・救急外来の適正利用など、様々な問題が複雑に絡み合っています。行政も働き方改革などの政策を進めていますが、現場の状況に改善の兆しはなかなか見えません。
これらの課題を解決するために、私達は医療従事者の働き方の調査と分析を行い、医療従事者だけでなく市民の皆さまにも情報を発信し、議論の場を提供していきます。現代および次世代の持続可能な医療のために、一歩ずつ活動を続けていきます。
なぜこの課題に取り組むか
医師も一人の人間です。
当団体代表を務める松本は、初期研修医の頃、先輩医師を突然亡くしました。それ以来、医師の働き方や医療の在り方について疑問を抱くようになりました。その後も、周囲で同世代の医師が相次いで亡くなりました。こうした背景から、医師の働き方改革や業務改善を含め、医療全体の環境を見直す必要性を痛感しました。医師の健康や生活を守り、持続可能な医療を実現するために、イノミライは設立されました。
支援金の使い道
お寄せいただいたご支援は、以下の活動に使用させていただきます。
セミナー・ワークショップ
「イノミライ会議」では、講師を招いて参加者の皆さまとともに医療問題について学び、その知見を活動にフィードバックしています。また、若手医療従事者へのインタビューや市民の皆さまも参加できるワークショップを開催し、コミュニティの形成と意見交換を行っています。
情報発信・問題提起
医療従事者や市民の皆さまに向けて、SNSを中心に情報発信と問題提起を行っています。医療の現状や課題を広く共有し、さまざまな視点からのご意見を取り入れて議論を深めていきます。
働き方の実態調査
疾患や患者の研究と比べて情報が不足していると指摘されている医療従事者の業務実態について、現場でのアンケート調査を中心に調査と分析を行います。課題を具体的に把握し、解決策を模索します。
