私たちの取り組む課題



1. 市民活動・ボランティア組織の課題
活動の継続性と担い手不足
各市民活動団体が抱える「メンバー集め」「資金調達」「情報発信」の悩みを解決するため、ノウハウの提供や人材育成を行っています。
団体・ジャンル間の縦割り解消
福祉、防災、子ども支援、環境など、異なる分野の団体同士が単独で活動するのではなく、互いに連携・協働できるネットワーク(ハブ)を構築しています。
2. 地域のつながり・生活課題(孤独・孤立対策)
子どもと保護者の孤立防止
不登校や行き渋り、経済的困窮、外国人教育など、さまざまな事情で孤立しがちな子どもや保護者を支える居場所づくりを行っています。
地域共生社会の実現
年齢や障害の有無に関わらず、誰もが地域でのつながりを感じられるコミュニティ形成(「ウエルキャン」やオンライン交流会の企画運営など)を進めています。
なぜこの課題に取り組むか



行政の手が届きにくい複雑な地域課題を、市民同士の「共助(助け合い)」の仕組みで解決するため
1. 行政だけでは対応できない「市民ニーズの多様化」
市原市はエリアが広く、地域ごとに抱える問題が異なります。また、人口減少や少子高齢化によって、市民の悩み(孤独、不登校、ワンオペ育児など)は複雑に細分化しています。これらは制度や行政の一律なサービス(公助)だけではカバーしきれないため、柔軟に動ける市民活動が不可欠となっています。
2. 「単独の団体」が持つ限界を突破するため
市原市には多くのボランティアやNPOが存在しますが、これまでは分野ごとに「縦割り」で活動しており、慢性的な人手不足や資金不足、情報発信力の弱さに悩まされていました。
わたしたちは、もともと2000年からNPOを支援してきた歴史があり、「個々の小さな力(点)を結集させ、大きなネットワーク(面)にしなければ、深刻化する地域の課題には立ち向かえない」という強い問題意識から、組織を刷新して活動しています。
3. 社会的孤立を防ぐ「セーフティネット」の再構築
核家族化や近所付き合いの減少により、誰にも頼れず孤立する人(子育て世代や高齢者など)が増えています。
重大なトラブル(児童虐待、不登校の長期化、困窮など)へ発展する前に、「地域の中で気軽に相談でき、世代を超えて支え合える居場所や仕組み」をあらかじめ地域に実装しておくことが、持続可能なまちづくりに必要だからです。
支援金の使い道



私たちが独自に寄付を集める理由
市原市では「フリースクール等運営者補助金」の整備が進むなど、不登校や行き渋りの子どもたちを支える動きが始まりつつあります。しかし、家庭や学校以外の「子ども第三の居場所」であるウエルキャンを維持するためには、公的な補助金だけでは賄えない多くの費用が存在します。
もし運営にかかる費用のすべてを利用者(受益者)に求めてしまえば、本当にこの場所を必要としている困窮家庭や、多様な事情を抱える子どもたちが利用できなくなってしまいます。「誰一人取り残さない居場所」であり続けるため、私たちは参加費をできる限り抑え、独自の寄付金によって運営を支える決断をしました。
いただいた寄付の具体的な使い道
皆様からお預かりした大切な寄付金は、ウエルキャンの安定的な運営と、子どもたちの豊かな育ちのために以下の3つの使途に大切に充てさせていただきます。
- 体験学習・修学旅行の実施費用(参加者負担の軽減)
- 子どもたちの「やってみたい」を形にする体験活動や、思い出となる修学旅行・遠足にはどうしても実費(交通費や施設利用料)がかかります。家庭の経済状況に関わらず、すべての子どもが等しく貴重な学びやイベントを体験できるよう、参加費の補助・負担軽減に活用します。
- 居場所を支えるスタッフの人件費(処遇改善)
- 子どもの心に寄り添い、専門的なサポートを行うスタッフの存在はウエルキャンの財政基盤において最も重要です。しかし、既存の社会制度には人件費を十分にカバーする枠組みがありません。スタッフが安心して子どもたちと向き合えるよう、適切な待遇(処遇改善)と雇用の安定のために活用します。
- ウエルキャンの維持・運営費(水道光熱費や消耗品費など)
- 毎週水・金・土曜日に、子どもたちがいつでも安心してフラッと立ち寄り、自由に自分のスタイルで過ごせる安心・安全な施設環境を維持するための実費に充てさせていただきます。

