私たちの取り組む課題
一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)は、国際児童図書評議会 International Board on Books for Young People (IBBY)の日本支部として1974年に設立されました。IBBYは、ドイツ生まれのジャーナリスト、イエラ・レップマンによって、1953年に創設された、約80の国や地域が加盟する世界的組織です。
JBBYは、「本をとおして国際理解を」「平和な未来を子どもたちに」というレップマンの理念に賛同し、世界と日本をつなぎ、IBBYの日本支部としての役割を担うとともに、IBBYの使命にのっとって、日本国内でも、子どもと子どもの本のために今何が必要かを念頭に、JBBYならではの活動を展開しています。
なぜこの課題に取り組むか
「本を通して国際理解を」「平和な未来を子どもたちに」という理念にそって、次のことを大切にしたいと考えているからです。
- 子どもたちにどのような本を手渡したいのか、手渡すべきなのか、子どもたちにとってどのような未来が必要かを、ともに考え、語り合う場をつくる。
- 作家・画家・翻訳家等、本の作り手を支援する。
- 児童書の編集者が学べる場をつくり、多様で豊かな出版活動を支えていく。
- 子どもの本に関する海外の情報を日本で発信する。
- 海外に向けて、日本の作家・画家、質の高い子どもの本の情報を発信する。
- 障害、貧困、言葉の壁等を越えて、あらゆる子どもに本を届けるようつとめる。
寄付金の使い道
1)JBBY創立50周年事業
2024年に創立50周年を迎えるにあたり、JBBYでは様々な企画やイベントを準備しています。
《実施予定の企画・イベント》
*連続講座「日本の国際アンデルセン賞受賞作家たち」(全5回)
*国際子ども図書館共催「国際アンデルセン賞受賞作家・画家展」(会期:10/1~12/25)
*国際シンポジウム「今、子どもの本は世界とどうかかわるのか」(11/16開催)
*オンラインイベント「絵本作家によるアート大喜利・50周年スペシャル」(12/15開催)
*出版(「50年史」・「ブックガイド」)
2)日本から世界へ、世界から日本への発信
・国際アンデルセン賞への推薦
・IBBYバリアフリー児童図書への推薦
・世界に紹介したい本の選定と「Japanese Children’s Books」の発行
・おすすめしたい翻訳児童書の選定と「おすすめ! 世界の子どもの本」の発行
・IBBY国際理事会への理事の派遣
等々
★ご寄付のお礼★
2024年にご寄付いただく場合には、 金額によって、お礼の品をご用意しております。
A:1万円以上のご寄付
➡JBBY50年史(先着100名様)※会員の方には、代わりにJBBY特製グリーティングセット
B:3万円以上のご寄付
➡記念出版物『JBBYブックガイド』
C:5万円以上のご寄付
➡『子どもの本・1920年代展図録』(先着20名様)
温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。