私たちの取り組む課題
私たちは、10代の若者たちと子育て家庭への支援を中心に活動を展開しています。
現代社会は多様性が尊重される一方で、社会的なプレッシャーや規範が強く、若者たちが自分自身を受け入れ、表現する場が限られている側面もあります。SNSの普及などにより、他者との比較や評価が日常化しました。それによって自己肯定感を保つのが難しくなっている若者も少なくありません。
また、経済的な問題や家庭環境の変化により、学校や地域とのつながりが希薄になり、居場所を失ってしまった若者も増えています。
だからこそ私たちは、すべての子どもが自分らしさを見つけ、安心して成長できる居場所を提供することを使命としています。
なぜこの課題に取り組むか
厚生労働省が発表したデータによると、10代のうち約10%がうつ症状を抱えており、その数は増加傾向にあります。 自殺の原因としても、孤立や居場所の喪失が多くのケースで指摘されています。実際に、10代から20代の若者の約20%が「友人が少ない」「居場所がない」と感じています。
また、内閣府の調査によれば、非正規雇用が増加していることから、経済的な困難を抱える若者も増えています。経済的な問題は、学業や社会活動に参加する意欲を低下させる要因となることが多いです。
結果としてさまざまな理由により、10代の生徒の約7%が不登校や登校拒否を経験しています。
現代の若者が地域社会や学校、家庭において居場所がなく、自己肯定感を失っているという問題は深刻です。私たちは、これらの課題を解決するために活動を展開しています。
寄付金の使い道
いただいた寄付は、子どもたちのために使わせていただきます。
- 学校に通えない子どもたちの社会活動の費用(調理実習や施設見学など)
- 子どもたちが過ごす教室の光熱費
- 支援が必要な子育て家庭に配布する食料や日用品を購入