事業の目的
世の理不尽にアートをアイコンに(ピクトグラムに見立て)ツッコミ入れるポリティカル・アート・アクション「ダメぴく」。
偏見・差別・いじめ~おかしな風潮や習わし~同調圧力・付和雷同~無関心・無節操・無粋・疑心暗鬼……
浮き世にはびこる魑魅魍魎をアートでダメ出し表明するダメ活に、あなたも作品やフレーズつくって発信してみませんか?
というプロジェクトです。
デモンストレーション用ツールとして開発した「ダメぴくARTぷちT」は、被災地ロケやデモ・パレードに使われています。
目的①>世の中のさまざまな問題・課題をアートと言葉で炙り出す活動で社会とアートをもっと近づける
目的②>炭鉱のカナリヤとも称される芸術家ならではの感受性・表現力を発揮できる場をつくる
目的③>欧州に比べポリティカルアートが少ない日本で、ライトな感覚で社会課題を発信できる機会をつくる
目的④>作品の新たな見せ方・伝え方により、作家紹介+作品発表の場・機会を増やす
目的⑤>絵が描けなくても言葉(フレーズ)を投稿して参加できる参加型アートプロジェクトをめざす
目的⑥>絵という旋律に、歌詞としてフレーズを添えることで、メッセージ伝達力を高める実験
ピカソの「ゲルニカ」、岡本太郎の「明日の神話」、丸木夫妻の「原爆の図」、キースヘリングや社会彫刻家ヨーゼフ・ボイス…
彼らが描いたポリティカルアート作品は、時代を超え世の理不尽や不条理を深く強く私たちの心に刻み、伝承させてくれます。
そしてアートは、ときに映像や音声以上に「怖さ」「悲惨さ」「愚かさ」を人の脳裏に焼き付けることがあります。
2022年・沖縄慰霊の日にスピーチした女児は、丸木夫妻「原爆の図」をみて戦争の怖さをより強く感じたと語っていました。
アートの仕事のひとつは、大切な何かを炙り出すことだと思います。
世の中のムードや兆しから何かを察知し炙り出す。正論やセオリーを疑いその盲点を炙り出す。
世間が信じて疑わない物事の逆方向に眼を向け、希望のカケラがあれば拾い上げ、カケラの全体像を炙り出す。
炭鉱のカナリヤとも称される芸術家ならではの感受性・表現力を発揮できる場として「ダメぴく」は生まれました。
これまでの活動
現代アート作家、書家、音楽家、パフォーマー約50名100作品のダメぴくを制作。
作品をデモンストレーション用ツール「ARTぷちT」にして沖縄・広島・長崎など全国ロケを敢行。
各地で開かれるデモ・集会・パレードへの参加や、映画「米軍が最も恐れた男カメジロー不屈の生涯」の上映館との共同キャンペーンなども展開。
これまでの事業成果
◉世の中のさまざまな問題・課題をアートと言葉で表現することでより伝わりやすく拡散できた
◉炭鉱のカナリヤとも称される芸術家ならではの感受性・感知力・表現力を発揮してもらえる場になった
◉欧州に比べポリティカルアートが少ない日本で、ライトな感覚で社会課題を発信できる機会となった
◉作品の見せ方や意味の伝達が同プロジェクトにより幅が広がった
◉作品を見せる新たな発表の場・機会となった
事業の必要経費
①プロジェクト運営資金(諸経費)
②表現者活動支援
③PR経費
④ロケ活動費
⑤デモンストレーションツール制作費
⑥出演料・出張費