私たちの取り組む課題
- ⼈材育成事業:地域の実情に合ったESDの取組を広めていくため、実践者と連携・協働して、ESDやSDGsを普及するとともに、コーディネーター等、地域でSDGs、ESDを推進するための中核になる⼈材を育成します。具体的には、オンライン研修の実施、ESDの基本的な理解を広めるESD入門の研修の支援、全国規模のコーディネーター研修・フォーラム等を実施します。
- 政策提⾔事業:ESD-J会員や地域の声を把握し、ESDやSDGsに関する事業に取り組み、政策や制度に関わる提言を⾏います。具体的には、環境省・文部科学省など関係省庁への提言活動、ESD議連及び地方議員へのロビー活動(選挙の際の政党への質問書の提出、政策対話の実施等)を⾏います。
- 国際連携事業:アジアNGOネットワーク(ANNE)をはじめとする海外とのESD推進ネットワークを構築・強化し、有益な情報収集発信を⾏います。ESD-Jが発信する情報を通じて、国際社会と交流できる⼈材、国際的な舞台に出ていく⼈材を育成します。具体的には、海外との情報の相互発信と学び合い、国内における関係者とのグループ形成の検討(海外との交流のある団体、⼤学生含む)等を⾏います。
- ネットワークの構築と活用、強化:① ⼈材育成、政策提言、国際連携を支えます。② 会員相互の交流の促進、エンパワーメントー特にユース団体とのネットワークの構築に注⼒します。
- 調査研究:具体的には、学校教育におけるESD 取組の課題把握、多様な主体によるSDGs 取組の状況把握と課題抽出等を⾏います。
- 情報収集と提供:具体的には、国際社会の課題のピックアップと、それへのESD的解説、国際ムーブメントとして参画可能な情報の収集と参加、国内外のSDGs達成状況の情報や、ESD実践状況、SDGs/ ESD事例・プログラムの紹介等を⾏います。
- パートナーシップ:他団体と連携しながら、事業を進めます。
なぜこの課題に取り組むか
現代の私たちの人間活動は、経済成長を重視し過ぎており、ブルントラント委員会で報告された「持続可能な開発」(=将来世代が必要とするもの「ニーズ」を損なうことなく、現在の世代が必要とするもの「ニーズ」を満足させる開発)が、実現できていない。そのために、社会を変える行動変革をおこす人づくりが求められているためです。
寄付金の使い道
次世代を担う子とも達を主な対象とした、学習教材の開発、一般市民を対象としたESD/SDGsの啓発イベント、セミナー、研修の実施、ESDコーディネーターの育成などに活用させていただきます。