私たちの取り組む課題
1.中高校生を中心としたUnder25歳向けに 未来を創り出す力を伸ばすプログラムの実施
プログラム設計における5つの重点テーマ
1.自己肯定感の向上
2.主体的に考え行動する
3.多様性の受容
4.やり抜く力の向上
5.社会的視野の拡大
2.アートによる「主体的・対話的な深い学び」の普及、学び続ける生き方を支援する環境づくり
・アートによる学びの実施・研究開発・発信・運営者育成
・プログラム提供による教育関係者の支援および学校内での内製化
・スケールアウトを支える仕組みづくり・デジタル化
・イベントや展覧会の実施、施設の企画運営
・アートによる学びの世代間、異文化等を超えたコミュニティ形成
なぜこの課題に取り組むか
現在に至るまで、ある時は時代に先駆け、ある時は時代の流れに翻弄されながらも、それぞれの時代に様々なアーティストが生き、様々なアートを生み続けて来ました。また、数万年以上も前の「描く」から始まったこれらのアートは、表現方法の多様化をしつつも、今までに一度も歴史から消えたことはありません。
これは、アーティストやごく限られた人々の間だけで存在する特別なものと思われがちなアートが、実は人類の欲求や進化に深く関与し、社会全体に影響を及ぼす重要な役割を保有しているということを暗に物語っています。
アートの役割とは何なのか?
そもそもアートとはいったい何なのか?
この疑問の答えを自ら見つけるべく、私たちは2001年にホワイトシップを創業、2011年にELABの前身であるNPO法人インスティチュート・オブ・コミュニケーション・アートを設立しました。それは、「アートが社会に貢献できること」を探求することであり、「新たなアートのかたち」を社会というキャンバスに表現するための私のアート活動でもあります。
世界においてさまざまな社会問題が山積している今日、その解決に、あるいは解決を見出すプロセスにおいて、アートが果たす役割も決して少なくありません。民族や国を越えたボーダレスなコミュニケーションツールとしての役割もより増すでしょう。
私たちのアート活動が、ひいてはこれからのアートが未来の心豊かな社会創造に貢献できることを私は信じ、願っています。
アーティスト・代表理事
谷澤邦彦
寄付金の使い道
中高生をはじめとしたUnder25世代ためのプログラム費用(画材・消耗品費、運営者人件費)として使われます