事業の目的
学べる環境(学校)と働ける環境を同じ場所におくことで、子どもが目指す職業の選択肢を自然と増やすことができる。
2009年より農村部の村や学校と関わってきたが、子どもの知っている職業は基本的に増えていない。
この状況により、学校に通う意味を見出すことが出来づらく、就学率が上がっていないことがカンボジア教育省の課題である。
この課題をearth treeビレッジは解決できると考える。
また、同じような課題に悩んでいる他の国々(地域)への一つの解決策にもなると考え挑戦している。
建物も従来のセメントやレンガなどを使用するのではなく、自然素材の竹を適切な防腐、防虫処理することで耐久年数を大幅に上げることができる。
(処理なし半年〜1年→処理済み50年〜半永久的に使用可)
竹建築は現在東南アジアを中心に注目されている建築方法であり、この建築方法がカンボジアでも広がることにより、新たな雇用を生み出し、世界に誇れる技術を身につけることができる。
これまでの活動
2009年:イキイキ小学校建設
2010年〜2013年:卒業式、運動会、縁日を複数回開催
2014年:イキイキ幼稚園建設
2015年:公園建設
2016年:2017年:運動会を複数回開催
2018年:一般社団法人Kisso設立、代表家族カンボジアへ移住、就労支援開始
2019年:イキイキ小学校改修工事、絵本作家と共同で教材絵本を制作約2000校40万人の子ども達に絵本を届ける、日本の学校などと共同活動開始。
2020年:竹建築開始、日本、台湾、韓国の学校や団体との共同プロジェクトとしてマスクや文房具の配布、SDGsエコビレッジ建設の土地購入。
2021年:クラウドファンディングで630万円の建設資金を集め、SDGsエコビレッジの建設開始。
✳︎その他10校の学校建設のサポートを行い完成する。
✳︎これまでに6州の教育省より15回感謝状を授与される。
これまでの事業成果
サポートした学校も含めると毎年2,000名以上の生徒が通える学校を建設してくることができた。
これにより、字の読み書き、計算ができるようになり子ども達の可能性を広げることに成功してきたと考えている。
また、就労支援を始めたことにより家庭で栄養のある食事が食べられたり、出稼ぎにいかなくても良い仕組みを作ることが出来始めている。
事業の必要経費
【建設】
資材代:300万円
人件費:300万円
外部委託費(竹建築詳細設計図、模型、プロの職人に教えてもらう60日間):300万円
【運営費】
月々:30万円