私たちの取り組む課題
カンボジア農村部における生活の基礎作りを行なっています。
就学、就労の問題と向き合い2009年より活動を続けてきました。
主な活動としては
【学べる環境づくり】
現地教育員会と連携し、学校の建設、修繕、教材絵本の制作、運動会、縁日、卒業式など
【働ける環境づくり】
竹、籐を使用した商品(竹あかり、籐カゴ、籐アクセサリー)作り、竹建築
になります。
現在は現地教育委員会に認可をいただき、カンボジア初の取り組みとして竹を使用した大規模建築「earth treeビレッジ」の建設を行なっています。
✳︎earth treeビレッジとは?
学校+工房、レストラン、宿泊所、農業、遊び場が一体となった複合建築です。
建設は主に竹を使用して行っております。
農村部の課題として子どもが知っている職業が極端に少ないということをこの学校に通うことで学校に通いながら様々な職業を知り、関心をもった職業について勉強していくことで夢の選択肢を増やしていきます。
なぜこの課題に取り組むか
2009年に代表夫婦がカンボジアでバックパッカー180人とともに3ヶ月間村に足を運び、大工さんや村の人たちと2教室の小さな小学校を建設したところから活動が始まりました。
現地のとても可愛くて、元気な子ども達の姿、大人の純粋な姿に惹かれ日本に生まれることができた私たちができることは微力ながらやらせてもらおうと思い活動を続けてきました。
活動の原点は『好き』だという感情があります。
その好きな人たちが9割の子ども達が当時は学校に行けない環境でした。
そして学校が完成し、多くの子ども達が嬉しそうに学校に通う姿を見させてもらいました。
しかし、その反面でそもそも栄養が十分にとれない、衛生的な洋服が着れない、汚れた洋服では恥ずかしいから町へは行きたくない、病気になってもガソリン代がないから病院にも行けない。
という状況も目の当たりにしてきました。
1度っきりの人生やれることはやろう。
と思い、2018年に家族でカンボジアに移住し、現在の活動に至っています。
2009年頃と比べれば生活のレベルは上がってきましたが、
まだまだ不足していることがたくさんあります。
それでもたくさん笑わせてくれる人たち。
学べる環境は未来を変える力を持てる。
働ける環境は今を守ることができる。
その集大成が、主に竹を使用したエコ建築「earth treeビレッジ」構想です。
現在1箇所目を建設中ですが、
ここが完成したら、二箇所目、三箇所目と広げカンボジアが世界に誇れる新たな学校の形を見せられるようにもしていきたいと思っています。
農村部での活動はうまくいかないこともたくさんですが、
現地の人たちと、日本のみなさんと手を取りさらに大きく未来を明るくできるよう活動していきたいと思います。
1人の1,000歩ではなく、1,000人の1歩で変えられる世界がある。
力を合わせてくれる方、どうぞよろしくお願いいたします。
寄付金の使い道
earth treeビレッジの運営費用、第二のエコビレッジ構想、学校建設、オンラインスクールなど、カンボジアの学べる環境、働ける環境をよくするために使用させていただきます。