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特定非営利活動法人教育のためのコミュニケーション

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支配的な教育観には対抗を、分断した教育観には対話を

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私たちの取り組む課題

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 「コミュニケーション」とは、ある目的をもって情報をデザインすることです。私たちはこのコミュニケーションの手法を、よりよい教育のために活用します。

 それは、人びとがもつ教育観、教育の「語られ方」=ナラティブにアプローチをするものです。個人や家庭の単位における教育・学習についてのナラティブは多種多様ですし、実際、そうあるべきです。一方で、教育観の多様性を前提とした集団での教育実践は、おのずと困難さを伴います。しかし、じっくりと時間をかけて対話をしながら、人びとが相互のナラティブを尊重しつつも、ひとつの教育実践を志向することは可能であると私たちは考えています。

 その目標へ向けて、広報やコミュニケーションに関するさまざまな手法や技術―メディアアプローチ、デザイン、ファシリテーションなど―によってサポートするのが特定非営利活動法人 教育のためのコミュニケーションのミッションです。

 ターゲットは個人レベルから社会レベルにまで及びます。それぞれの層にナラティブが存在し、それぞれの層に適した方法があり、そして各層は相互に影響しあいます。つまり、ひとつの教室での実践が、社会全体の教育観にかかわることもあるのです。私たちは常にそのビジョンをもちながら、コミュニケーションを通じた教育実践に取り組みます。

なぜこの課題に取り組むか

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 教育・学習についてのナラティブは多様であるべきです。

 しかし、その多様性は、加速度的に進むグローバル資本主義の波、政治的意図をもったキャンペーン、教育産業による配慮のないプロモーション活動などの前では、意外なほど脆いものです。したがって私たちは、主に経済活動に使われてきたコミュニケーションの技術を、教育のために活用することで、人びとの民主的な意思と必ずしもかかわらなく支配的になってしまう教育観には対抗し、一方で分断した教育観には対話をもたらすことを目指します。

 いわば、グローバル化などの大きな風を、コミュニケーションというテントでしなやかに受け止めながら、しっかりと地に足のついた教育実践を図るということ。このとき、テントを地面に固定するペグの役割を果たす、私たちが依拠すべきものを、私たちは教育の学術的研究や歴史に求めます。私たちのロゴマークにはその想いを込めました。

寄付金の使い道

  • 教育と広報・コミュニケーションのための教材開発
  • 教育に関するニュースのファクトチェック活動

https://comforedu.org/

代表:山崎一希

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