私たちの取り組む課題
それは、閉鎖的な学校教育に風穴を開けること!
世間一般では、「先生たちは大変」「ボランティアみたいな仕事」とマイナスなイメージが付いていますが、実はそんなこともありません。だって、大好きな子供たちのために働けて、子供たちと喜びを分かち合える素敵な職業だからです。
ただ、一方で先生たちの在り方が変わってきているのは事実です。その一つが授業です。昭和60年代頃までは、教科書を中心とした一斉教育が主流で、先生は知識のトップに立っていました。しかし、時代はデジタルの時代に突入し、知識はコンピューターに置き換わりつつあります。社会も変化し、オープンリソースの時代です。
なのに、先生たちは相変わらず一人で黙々と教科書と睨めっこしながら教材研究。こんな世界で育った子供たちが社会で活躍できるのでしょうか。
さらに、教員の世界では、行政研修や交流会、シンポジウムと言った研修機会がありますが、単発的で知識注入型であることから学んだことを現場に活用、転移できていないことも大きな課題となっています。教員免許更新制度も廃止となり、教員の学びの機会は益々減っていることも課題として挙げられます。
そこで、私たちは立ち上がりました。
「教員が主体となって、子供たちにとって本当に必要な力が身につく授業を研究しよう!」
なぜこの課題に取り組むか
それは、教育イノベーションを起こせるのは紛れもない現場の教員であるから!
私たちは、教員とテクノロジー企業が協働して授業開発を行うことで教員アントレプレナーを育成して、教育現場から教育イノベーションを起こしたい!と考えました。
本事業では、教員と企業が年間を通じて授業開発に取り組み、実践、発表までを一貫して行うコンテスト型の新しい教員研修を提供することにしました。教員の課題であった、「社会とのつながり」「教員研修の在り方」を改善していくために、継続的、且つ課題解決的な学びの場を創造していくことに決めました。
寄付金の使い道
・授業イノベーションコンテストの運営費
・スタッフの人件費
・教員コミュニティ作りのための営業費など