私たちの取り組む課題



コラウェイクでは、ひと・組織の成長とWell-beingの支援のため、下記①②③の3つの事業を実施しています。
①プロボノ協働プロジェクト(NPO支援)
※「プロボノ」とは、仕事で培ったノウハウ・スキルを用いて社会貢献のボランティアをすること、また、そういう活動をする人のことです。
「やりたいことがあっても人手やノウハウ・経験不足でできなくて困っているNPOが多い」という課題と、「働く大人が思いっきり挑戦できる実践的な場が少ない」という課題を同時に解消できる方法として取り組んでいます。
NPOの抱える課題の突破に、プロボノ(学生・社会人ボランティア)が参画し、協働で取り組んでいくプログラムです。
コラウェイクでは、「NPOの課題を基にしたプロジェクトづくり」、「そのプロジェクトに参加したいプロボノの募集」、「プロジェクトが始まってからの併走サポート」まで一貫して担っています。
NPOは課題解決ややりたいことが実現でき、プロボノは社会貢献しながら自己成長と心の充実感が得られる、WIN-WINの活動です。
=プロボノ・プロジェクトの実績=
https://collawake.or.jp/probono-project-result/
②大人の習い事メディア「おとなら仙台」(市民メディア)
「おとなら仙台」は、先生のことや教室の様子がよく分かり、体験教室に簡単に申し込める、大人の習い事ポータルサイトです。
仙台特化型の地域メディアであり、市民ライターと学生レポーターが運営に参画している「市民メディア」です。
地方都市仙台の、少子高齢化が進む中、「中高年の横の繋がりが不足しており孤独な人が増えていく」という課題に取り組んでいます。
仙台住民(30代~70代)を対象にアンケート調査をしたところ、下記の現状・課題があることが分かりました。
- 健常な中高年にも将来の寂しさや孤独への不安を感じている人がいる。地域でゆるやかなセーフティーネットが不足しており、高齢化が進む中、孤独なシニアが増えていくと予想される。
- 人生100年時代。自分なりに成長し視野を広げていきたいというニーズがある。
- 横の繋がり・成長ニーズが叶う場や情報が不足。あったとしても分かりにくく、伝わっていない。
そこで、好きなことを通じた仲間づくり、生きがいの向上、心身の健康に資するため、「おとなら仙台」を立ち上げました。
なぜ「習い事」なのかというと、発起人たちが、子ども時代や社会人になってからも「習い事」で多くの知人や経験・視野の広がりを得たり、心がゆたかになる経験をしており、「習い事っていいよね!」と一致団結したことと、習い事は多くの人ができる、馴染みのあるものと考えたためです。
=「おとなら仙台」ポータルサイト=
③学生・地元企業支援「ランチde就活」(学生と運営)
「ランチde就活」では、学生が3年になってから企業と接し始めることでのキャリア迷子やマッチしない企業への就職、地元企業の採用難の課題に取り組んでいます。
「ランチde就活」ポータルサイトという、仙台・宮城の魅力的な企業の採用やインターンシップ情報を掲載しているポータルサイトの運営、学生が低学年のうちから企業と交流ができるイベントの実施、学生のキャリア学習の支援を行っています。
学生インターンを受け入れ、一緒に活動しています。
※なお、「ランチde就活」ポータルサイトをより実情に合うようインターン生と相談し、「仙台・宮城あすなろキャリア~未来を拓く企業と出会おう~」にリニューアルしようとしています(こちらにも、ドメイン変更やサイト改修のための費用がかかります)。
=「ランチde就活」ポータルサイト=
なぜこの課題に取り組むか



①プロボノ協働プロジェクト(NPO支援)
社会人向けのセミナーや研修は多々あれど、「大人が伸び伸びと挑戦できる、実践的な場が少ない」「向上心があるのに環境が合わずくすぶっている大人が多すぎる」と思い至りました。当時、代表の私の周囲にも、向上心ややる気を持て余してモンモンとしている大人が少なからずいました。成長への意志があるのに、本人にとっても、社会にとってももったいないなと。そこで、「ないなら私が創ろう!」と思い、コラウェイクを立ち上げました。
以降、「大人の横の繋がりと挑戦の場づくり」を通じて、「ひと・組織の成長とwell-beig」に貢献すべく活動をしています。
ビジョン・ミッションをもとに活動するも、人手・ノウハウ不足で困っているNPOと、社会貢献への想いや専門スキルがあっても発揮する場がなくて元気がありあまっているビジネスパーソンの出会いを支援し、併走サポートすることで、事業成果、参加者の成長、心の充足に資するために取り組んでいます。
プロボノの方々には、自身のスキル・経験をNPOの課題解決に役立てることによって、社会貢献しつつ、さらに成長・幸福度がアップいただけるよう併走サポートをしています。
そして、各NPOが取り組む課題は多岐に渡るため、多様な課題解決に挑戦する場をつくって「プロボノの活躍・挑戦の選択肢を増やす」とともに、コラウェイクとしても、各NPOの支援を通して、多様な分野の課題解決に貢献したいと考えています。
例えば、「子どもの貧困」に取り組んでいるNPO法人と協働すれば、このテーマに貢献できますし、「自然環境の保全」に取り組んでいるNPOをサポートすれば、この分野での課題解決に取り組むことができます。
②大人の習い事メディア「おとなら仙台」(市民メディア)
「健常な中高年にも将来の寂しさや孤独への不安を感じている人がいる」、「地域でゆるやかなセーフティーネットが不足しており、高齢化が進む中、孤独なシニアが増えていくと予想される」、「人生100年時代。自分なりに成長し視野を広げていきたいというニーズがある」
⇒しかし、「横の繋がり・成長ニーズが叶う場や情報が不足。あったとしても分かりにくく、伝わっていない」という課題に対し、「好きなことを通じたコミュニティやゆるやかなセーフティーネットをつくり、生きがいの向上、孤独感の軽減に寄与する」目的で取り組んでいます。
コラウェイクのミッション「大人の横の繋がりと挑戦の場づくり」の一般市民向け・普段の生活向けアプローチとも言えます。
いわゆる「健常者」でも、人生でふと寂しさを感じたり(例えば、子どもが巣立った時)、もの足りなさを感じたり、心身の衰えや先のことを考えて不安や焦りを感じる時もあろうかと思います。
日々の仕事、税金・社会保険料の支払い、子育て、地域活動、介護等々、大人ともなるとしなくてはいけないことが多く、当人たちの心身のゆたかさや健康がおざなりなったり、周囲からされていることもあろうかと思います。まるで、飲み込んだ魚を全て吐き出したのに、まだ、「出せ!出せ!」と打たれている「鵜飼の鵜」のように。「出してばかりで、もう出んわ!」というような。頑張っている(きた)ミドル・シニアにもっと人生の愉しみや第三者からの愛があってもいいのではないかと提案したいです。
そんな時に、好きなことで友だちができ、生きがいがアップし、心身の健康増進になり、心も体もゆたかになる「大人の習い事」はとても素晴らしい処方箋ではないかと思い至り、取り組んでいます。
先生の起業支援や、生徒さんも含めた自己実現の応援にもなりますし、身近な芸術・文化振興になるのもとてもいいと考えています。
応援くださる方、参画くださる方を増やしていき、地域から愛される市民メディアとして育てていきたいです!
③学生・地元企業支援「ランチde就活」(学生と運営)
【対学生】年々、大学生の就活のスタート時期が前倒してきています。これまで企業さんとの接点が乏しい状態でいきなり就活を始め、自分らしさや自分の軸がないまま、あるいは見失った状態で活動し、よく見極めないで就職先を決めてしまう学生も少なくありません。自分が本当に求めているものと合っていなかったり、自分の才能が抑え込まれてしまう環境、職種を選んでしまったり。はたまた、自分の考えもないまま、エージェント(学生本人のことを真剣に考えてくれるいい人もいれば、利害関係で誘導する人もいる)の言いなってしまったり。そして、3年以内に辞めていきます(これは必ずしも悪い理由ばかりではないですが)。
そんな中、当活動では、低学年の時から地域の企業さんに取材をしたり、インターンシップに参加したり、社会人と交流し、一緒に企画を考えるなど、仕事の現場や職種、社会人を直に知れる機会を設けています。
また、「ランチde就活ポータルサイト」を企画・運営し、就職先を決めるにあたって大切な情報を提供しています。
そして、自分の特質や才能に気づいたり、リーダーシップを磨くキャリア学習に力を入れていこうとしています。
学生インターンも巻き込み、学生の社会人としてのスタートが今後の人生にとって素晴らしいものになるよう活動を強化中です。
学生の主体性を大切にし、後方支援を行うことで、自分の強みに気づき、自信を持って貰えるよう心掛けています。
【対地元企業】
「少子化が進むと共に、学生が東京等の都心に出て行ってしまい、年々採用が厳しくなっています。
そもそも、地元に魅力的な企業があることを知らずに出て行ってしまう学生も少なくないので、低学年のころから交流できるように働きかけています。
地元企業さんでは、人手不足で目の前の事業で手一杯なことが多く、採用・人事も他の仕事と兼務している企業さんがほとんどです。そんな中、「ランチde就活」を活用いただいて、今どきの学生に刺さるテーマ、コンテンツで採用専用HPを持っていただいたり、採用活動や企業価値を高めるための支援をさせていただいています。
企業は人なので、中長期的に人との出会いがゆたかであり続ける視点、地域活性化への想いで取り組んでいます。
支援金の使い道



①プロボノ協働プロジェクト(NPO支援)
NPOの課題解決と自己成長の支援
- NPOを対象に当プロジェクトを実施するためのプログラム費として。NPO側の費用負担が減り、導入しやすくなります。
- これまで、自力でプログラム費を支払うことのできる中小企業と取り組んできましたが、寄付をいただくことで、NPOに導入いただけるようになり、挑戦の場を増やしたいです。また、挑戦の場の社会貢献性を上げていくことに活用させていただきます。
※NPOという非営利のフィールドで、プロボノが世のため人のために活躍できますようご支援ください。
②大人の習い事メディア「おとなら仙台」(市民メディア)
好きなことを通じた仲間づくり、生きがいアップ、健康増進の支援
- 市民ライター・学生レポーターへの取材・原稿料
- イベントの開催費。イベントは、合同発表会、習い事マルシェ、先生向け勉強会等。開催費としては、会場レンタル代、講師代、チラシ印刷代等。
- ポータルサイトの改修費
- ECサイト(先生や生徒さんの作品等を販売)の制作・運営費
③学生・地元企業支援「ランチde就活」(学生と運営)
学生のキャリア学習支援と地元企業の採用活動の支援
- 「仙台・宮城あすなろキャリア」への改修費
- 学生レポーターへの交通費、活動支援金
- フィールドワーク実施時の学生の宿泊交通費、食費
- キャリア学習のイベント開催時の会場費、講師への謝礼
- 学生レポーターを増やすためのチラシ印刷代
①②③共通
- 活動の広報PR費、コミュニティ運営費(SNS、活動レポートの作成等)

