私たちの取り組む課題


子どもたちはわたしたちの未来
子どもたちに、もっと「自分の人生を生きてほしい」。
私たちは、約30年間、子どもたちと過ごしながら、時代とともに変化する子どもたちの姿を見てきました。
今、子どもたちは「できること」を増やすことを求められています。勉強、習い事、ルール、周囲に合わせること。大人もまた、「この子のために」と一生懸命になるほど、子どもを正しい方向へ導こうとします。
けれど、自分は何が好きなのか。どう感じているのか。本当はどうしたいのか。自分で考え、自分で決める経験は、十分にあるでしょうか。
私たちが向き合っているのは、そこにある課題です。
だから私たちは、アートを通して「自分で感じ、考え、決め、表現する場」をつくっています。
何色にするか、何をつくるか、どこまでやるか。子ども自身が選びます。大人は答えを教えるのではなく、その子の表現を一緒に面白がり、受け止める。
すると、絵を描いているように見える時間の中で、子どもの中に少しずつ変化が生まれます。
「私はこれが好き」
「こうしてみたい」
「やってみよう」
「失敗したけど、もう一回やってみる」
育っているのは、絵の技術ではありません。
自分を大切にするチカラです。
そして、私たちは子どもだけを変えようとはしません。子どものそばにいる大人もまた、子どもが育つ環境の一部だからです。
子どもを「できるようにする」のではなく、子どもがその子らしく育っていける環境を、大人も一緒につくっていく。
それが、私たちが30年間、アートを通して実践してきたことです。
私たちが取り組んでいるのは、一人の子どもの問題ではありません。
自分を大切にし、違いを認め合いながら生きられる人が育つ社会を、どうつくっていくか。
その大きな課題に、私たちは子どもたちのすぐそばから取り組んでいます。
事業内容
・アートアートセラピーに基づいたワーク教室
・講座、イベント講演会
・子育て相談
・講演講師派遣、セラピスト派遣
・被災地支援活動
なぜこの課題に取り組むか



子どもたち一人ひとりが自分を認め、お互いを認め合う世の中を創り出すこと
私たちがこの課題に取り組むのは、子どもたちに「自分は世の中に必要な人だ」と、誇りを持って生きてほしいからです。
子どもたちは、本来、自分の目で見て、自分で感じて、面白いと思ったことに夢中になり、まだ誰も考えたことのないことを想像します。
私たちは30年間、そんな子どもたちのそばにいて、見守ってきました。
そして気づいたのです。
子どもたちに「こうなってほしい」と願う前に、私たち大人が自分自身を見つめ、子どもが自分を大切にしながら育っていける環境をつくることが大切なのだと。
だから私たちは、アートを入り口に、人と人が「こうあるべき」から少し自由になれる場をつくってきました。
アートでは、感じ方も、選ぶものも、表現の仕方も、一人ひとり違います。その違いを面白がり、一緒に過ごす。そこから、自分を大切にすることと、誰かの違いを認めることが育っていきます。
そして、もう一つ大切なのが、想像すること、創造することです。
自分の感じたことを大切にし、違う誰かを認め、そのうえで「こんなことがあったらいいな」と想像する。そして、それを自分の手でつくってみる。
そこから生まれる未来は、私たち大人が今まで想像してきた未来とは、きっと違うものになる。
子どもたちの想像力と創造力は、大人の想像を超えて、まだ誰も見たことのない豊かな未来をつくる力になる。
だからこそ、子どもたちの「やってみたい」を大切にしたい。
自分を大切にする人が増え、違いを認め合える人が増えれば、争うよりも、一緒につくることを選べる社会になる。
子どもたちの今を丁寧に支えることは、未来の社会をつくることです。
30年間、現場で子どもたちと向き合い続けてきた私たちだからこそ、その可能性を知っています。
一人ひとりの「やってみたい」を大切にすることから、社会は変えていける。
私たちは、その小さな「やってみたい」を、未来の大きな力に育てていきます。
支援金の使い道



いただいたご支援を、子どもたちの「やってみたい」を未来へつなぐ力に変えていきます。
私たちは約30年間、子どもたちと一緒に、たくさんの「やってみたい」に出会ってきました。
その一つひとつを大切にしてきたからこそ、今があります。
これからも、この場をなくさず、必要としている子どもたちへ届け続けたい。そして、私たちが30年間培ってきた経験や思いを、次の世代へ手渡していきたい。
いただいたご支援は、そのために大切に使わせていただきます。
次の30年へ、子どもたちの未来をつなぐために
・子どもたちのプログラム運営費
子どもたちが安心して集まり、感じ、遊び、つくり、自分で決められる場を、継続して届けるために。
・画材費購入
「やってみたい」と思った瞬間に、思いきり試せるように。子どもたちの想像力と創造力をひらくための画材や素材に。
・ファシリテーター育成費
子どもの表現を急いで答えにせず、その子自身を見つめ、一緒に面白がれる人を育てるために。30年かけて培ってきたものを、次の世代へ手渡していくために。
・事務局運営費
子どもたちと向き合う時間を守り、この活動を長く続けていくために。広報、会計、事務など、表には見えない仕事も大切な活動の一部です。

