私たちの取り組む課題
・地域社会の弱体化により発生する課題の解決主体の育成と発掘
・デジタル技術の急速な発展に追いつくための学びを求める住民の教育ニーズに応える
・従来からの地縁組織と都市化に伴う新しい世代との協働の場づくり
・地縁組織、社会教育団体などのデジタル化の促進
・子ども若者におけるテクノロジーを学ぶ機会に関する機会の格差解消
なぜこの課題に取り組むか
南風原町は、都市化が進み、移住者も増えてきたことで賑わう一方で
つながりの希薄化など従来とは違う地域課題が発生している。
ライフスタイルや家族形態の多様化は従来からの地域団体の高齢化と弱体化につながっている
多様な住民の多様なニーズに応えながら、町での暮らしを豊かにしていくためには
地域に暮らす人々が自身の手によって主体的に町を発展させていくことが重要であると考える。
そのためには住民のエンパワメントが必須である。
そのためのつながり、スキル、機会、場を生み出していくことが私達の存在理由である。
また、活動基盤となる組織の運営の現代化、NPOなどの新組織の立ち上げを
支援していくことも同様に重要で活動そのもののデジタル化も急務である。
既存の組織のデジタルによる効率化は新しい住民の参画には必須である。
この2つの課題を同時に解決していくために
デジタルツールを学ぶ場を提供していく。
活動の新たな担い手となる
子ども若者や子育て世代とつながっていくためには
子ども若者の学びを軸にした地域での活動が重要で
地域で育くまれた経験は若者達を地域活動へと後押しする。
そのための活動として地域に根ざした形で
無償のプログラミング教育を展開していく。
コンピュータ、テクノロジーなどに関する学びは
STEM教育と呼ばれ最も重要な学習すべき事柄の一つになっているが
PCなどの機材の必要から家庭の経済状況に大きく影響を受ける。
加えて、親にもITの知識がなければ教育を受けさせることへの
ハードルも高くなってしまう。
このハードルを下げ全ての子ども達へ
テクノロジーを体験的に学ぶ機会を提供する。
その機会を地域での新たな活動が展開していくための
担い手を育成していく取り組みへと結びつけていくことで
人材育成のみならず、地域活動の活性化へとつながる
寄付金の使い道
・デジタル講座、プログラミング教育の実施のための費用(機材購入費、会場代など)
・シンポジウムやワークショップにおける講師への謝礼金
・NPOとしての運営に必要な諸経費(人件費、広報宣伝費など)