私たちの取り組む課題



学校が合わない子のもうひとつのスクール
オルタナティブスクール ”ここも”
不登校児童生徒の数が毎年過去最高を更新する昨今
自分らしさを発揮することが集団に合わず
自分を押し殺してしまったり
その後で内側や外側に爆発してしまったり
また自分らしさの発揮のしかたで
周りと調和的に過ごせなかったりする子が
増えているように思います
学校が合わなかったことで傷ついたこどもたち
彼らのありのままを受け容れることで、
その子たちが本来の力を取り戻していきます
遊び・くらし・体験から学び
自分の幸せをつかみとる力が育まれます。
ここもでパワーチャージして
学校に戻った子、学校と併用している子もいます!
「自分も良くて人もいい」
大人も難しいことではありますが
日常的に練習していきます
こどもは、自分中心の世界から
他人や集団の尊重とバランスを取れるよう
成長していく過程にあります
ここもでは
無理強いせず責めない空気感の中で
周りや自分を見つめ
お友達やスタッフとスムーズなコミュニケーションを取り
チャレンジをおそれず楽しもう、成長したい!と取り組む
そんな中で人間性が伸びていく様子がよく見られます
先日こどもたちがプログラムに取り組みながら
こんなことを話していました
「苦手なことでも好きなことだったらできるねんな~」
「苦手なことは人それぞれ違うけど、できることも違うよね」
「自分が得意なことって簡単にできるから、自分では『得意』と思ってなかった」
「『描きたい!』って思っても、どうやって描いたらいいか分からなくて困る」
「あぁ、それめっちゃわかる!でも、やってみるわ!」
こんな風に
成長の一指標として掲げている非認知能力の
「見つめる力」
「つながる力」
「高める力」が伸びていて
そのことを伝え
こどもたちも認識してまた成長の糧にしていく
そんなスクールここもの風景があります
放課後や長期休みのこどもの成長の場づくり
児童ホーム(学童保育) ”こども基地arika”
先生も保護者もですが
忙しい大人が随分増えました
画一的・管理的に過ごさざるを得ない環境や
大人からの愛ゆえであったとしても、こども主体とはなりにくい時間が増えると
こども本来の力が発揮できにくくなるとともに
他人任せな感覚が染みついてきているように思います
また情報化が加速して
こどもが体験するより前に知識が過剰に入ることは
五感や自分の頭で考える力を弱めています
生成AIが発達し続ける世の中で
人間にとって大切なものを
失っていかないように
むしろ
人間性を高めるチャンスであると捉えたく思います
そこで、こども基地arikaでは
こども同士で自然に過ごす場を提供し、
自分の心の声を聴き、自分で決めて行動するよう
サポートしています
スタッフは長所や成長、プロセスや姿勢に注目する関わりを意識し
主体的で相互受容できる空気感を大切にしています
今年の夏休みは
上記の関わりをより意識したことが功を奏したのか
・感情のコントロールが苦手だった子が、自分でクールダウンするように
・自分が使ったものでも片付けなかった子が、自分のものだけでなく他の子のものまで片付けるように
・おもちゃや遊びを、自分が先!と他人に譲らなかった子がお友達を優先するように
・いたずらしたり人が嫌がる言葉を使っていた子が、穏やかに周りの子に優しく楽しんで遊ぶように
・危なそうなことや周りが困りそうなことの対策を、自分たちで考え実行できるように
・ご利用3年目にして、arika meeting(帰りの会)で初めて司会に立候補
(これまでは、会に参加せず後ろを向いて遊んでいた)
・arika meeting で考え中の子が発表するのを急かしたり機会を遮ったりせず待ってあげられるように
・arika meetingで出し合ってもらう「頑張ったこと」「ほかの人のいいとこ見つけ」の発言が活発に
といった成長の姿が、8月1週目に見ることができました。
(もちろん、できたりできなかったり、はあります)
こども基地arikaでは
大人から尊重・受容され、
こどもが自分で決めて行動する、
周りの影響を受ける・影響を及ぼす、
成長していく
という循環ができてきています
出会う、一緒に何かをし合う、混ざり合う
コミュニティスペース ”あえる場arika”
大人もこどもも、学びや交流、趣味を共に味わう時間、また違いを超えてつながり、互いに委ね合う場をつくっています
具体的には、教室や講座、イベントなどに使っていただいたり、こちらの自主企画を実施する形です
ひとつのスペースで3事業を運営して生まれる共鳴
スクールのこどもが手作りしたおもちゃで児童ホームのこどもたちが遊び、感謝の気持ちを手紙にして届けたことがありました。
また、児童ホームのこどもたちがスクールの入学式で使う飾りを作ったり、スクールと児童ホームのこどもたちが一緒に使う看板を、それぞれ色塗りしたりしたこともあります。
そして、コミュニティスペースでコーラスを楽しむシニアのみなさんと、同じ時間に過ごす児童ホームのこどもたちが、珍しい楽器を通じて自然と交流する場面もありました。
それぞれ違う場所で過ごすこどもたちが、誰かのために何かをしたり、誰かの思いを受け取ったり。そんな何気ない関わりが、相手を思う気持ちや、人とつながる喜びを育んでいます。
こうして3つの事業がからみ合い、まじりあって、意図しない交流や影響や感覚が生まれています
なぜこの課題に取り組むか



「分断」や「不寛容」
そんな言葉を耳にすることが増えました
目に見えるごく一部の表面的なことで判断し
誰かを非難したり
存在まで否定したりするようなことまで…
ですが
そんなことを見聞きしてしまっても
体を
心を
縮こめないでいたいものです
過剰な力を入れないでいたいものです
ゆっくりであっても緩めていきたいですよね
弱くなった人が
受容的・肯定的な関わりで力を取り戻すことや
異なる世代や立場の人が日常的に出会うことで
互いを受容したり理解したりする力も
信頼する力も強くなります
わたしたちは、学び合い、支え合い、時には役割を交換しながら
人と人とのあいだに小さな信頼を育てています
ささやかながらでも
みなさんにそんな場として集っていただけるよう
ここもやarikaも育っていきたいと思っています
代表 若松 和子
支援金の使い道



支援金の使い道
1.活動を続け、育てていくために
こどもたちが自分らしく学び、育つことのできる環境を守り、人と人とが出会い、支え合う活動を未来へつないでいくために、みなさまからのご寄付を募っています。
arikaの開設時には、県と市から起業助成金をいただき、活用させていただきました。しかし、日々の運営にかかる費用については、該当する助成制度がありませんでした。
オルタナティブスクール「ここも」は、認可外の事業であるため、事業所への運営助成金がありません。
児童ホーム「こども基地arika」は、開設時に当該小学校の公設児童ホームに待機児童が発生していなかったことから、現在も運営助成金の対象外となっています。
コミュニティスペース「あえる場arika」は、スクールや児童ホームの空き時間を活用して運営していますが、稼働時間に限りがあり、収益を大きく伸ばすことは難しい状況です。
また、ボランティアの方々にも活動に協力していただき、アルバイトスタッフの人件費を抑えるなど、運営上の工夫を重ねています。
このように、いずれの事業も利用料などの事業収入だけでは安定した運営が難しく、活動を継続・発展させるためには、事業収入の確保に加え、みなさまからのご寄付や助成金など、多様な支えが必要です。
私たちは、こどもたちが安心して学び、自分本来の力を育んでいける環境を守りながら、こどもも大人も出会い、学び合い、支え合う活動を未来へつないでいきたいと考えています。
2.寄付で守り、育てたいもの
みなさまからのご寄付は、日々の活動を支えるとともに、こどもたちの学びと成長をより豊かにし、活動を支える人や環境を整えるために活用させていただきます。
例えば、こどもたちの興味や関心を広げる教材や備品をそろえること、教育活動を充実させるために講師を招くこと、スタッフが学びを深めてよりよい関わりにつなげること。
また、活動を必要とする方々に知っていただくための広報や、先進的な実践に学ぶ視察などにも活用していきます。
こうした一つひとつの積み重ねが、こどもたちの学びや成長を支え、人と人とのつながりを育むことにつながります。
ご寄付は、今ある活動を維持するためだけでなく、ここも・arikaの可能性を広げ、未来へつないでいくための力になります。
3.ご寄付の具体的な使い道
ご寄付いただいた資金は、以下のような費用に充てさせていただきます。
● 備品・教材・事務用品などの購入費用
- 図鑑 2,600円
- 学習問題集 2,000円
- アイロンビーズ 1,500円
- プリンタインク全色 6,000円
● 設備の維持にかかる費用
- ピアノの調律 1回15,000円 など
● 活動を支える人件費などの運営費用
日々の活動を支えるスタッフの人件費など
● 教育活動を充実させるための費用
講師への謝礼など
● スタッフの研修費用
こどもたちへのよりよい関わりや、活動の質の向上につながる学び
● 先進事例の視察費用
他の実践から学び、活動の充実に活かすための交通費など
● 広告宣伝のための費用
活動を必要とするこどもやご家庭、地域の方々に知っていただくための広報費など
まずは、2026年10月末までに10名、12月末までに20名のみなさまからご寄付をいただくことを目標に取り組んでいきます。
500円から選んでいただける月々の継続的なご寄付も、その都度のご寄付も、どちらも大切な支えです。
みなさまからのご寄付によって、ここも・arikaの活動を守り、育て、こどもたちとそれを取り巻く大人がリラックスして過ごし、自分らしく自分の力を輝かせることのできる環境を未来へつないでいきたいと考えています。

