私たちの取り組む課題
現在の日本は少子高齢化社会という時代の波の中、子ども達にとっても夢を持ったり、それを実現する事が困難な状況にあると考えています。
1つは相対的な貧困問題。これはSDGsでも第一に挙げられる通り、経済的な部分のみならず、そこから派生する経験格差や学習格差にも繋がると考えています。
もう1つは自己肯定感の低さ。先進七カ国でも日本の自己肯定感は最も低いとされており、社会の在り方、子育ての在り方、公教育の在り方を見直す転換期にあると考えております。
こうした中で、民間として出来ることを1つでも実施し、1歩でも社会を変える、1人でも人生が変わる子どもを増やしたいと考えています。
活動方法はワークショップ、スクール、公演、大会と様々です。子ども達が自分が好きなことを見つけ、好きなことだからこそ継続して取り組み、職能を活かした経験のある大人たちや世代を越えたメンバーとの交流の中で、コミュニケーション能力や想像力、創造力を養い、課題解決能力や論理的思考、やり抜く力を身につける事で、夢を持つこと、そしてそれを実現できる「生きる力」を身につけて貰いたいと考えています。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、子ども達に「生きる力」を身につけて貰いたいと思っています。
これを実現する為には、まずは「好きなモノ」を見つけることが重要だと考えています。
「好きなモノ」だから取り組める、そして継続できる。
「好きなモノ」だから諦めない。
「好きなモノ」だから自分の限界を越えられるかもしれない。
ただ、「好きなモノ」を見つけることさえ、簡単な事ではありません。
だからこそ、多くのことを経験する、体験することが、子ども達には必要だと考えています。
また、その機会は子ども達には、平等に与えられるべきだと考えています。
生まれた環境や経済的な環境に左右されて欲しくありません。
但し、現実的には、対価を支払わないと経験できないこと、体験できないことが世の中にはたくさんあります。
もしかしたら、知り合いの講師が安価で教えてくれるかもしれない。
もしかしたら、地域に住むあの人が講師になってくれるかもしれない。
もしかしたら、自分たち同士でも学び合ったり、気付きあったりできるかもしれない。
一つだけ、必要なものがあるとすると、それをファシリテーションする存在です。
私たちは、縁故を大切にし、地域と連携することが出来るファシリテーターを目指しています。
こうした活動で、「生きる力」を身につけた子ども達が、やがて社会を変えると信じているからです。
次の時代にも、別の社会課題が生まれているかもしれない。
そうなったとしても、「生きる力」を身につけた子ども達であれば、その社会課題をきっと解決してくれると信じています。
寄付金の使い道
ご寄付は、当団体の活動を通じて、特に困難な状況にある子どもたち、孤立している子どもたちを支える大きな力になります。
子ども達が「生きる力」を身に付けられるように、
そのための活動資金として、集まったご寄付は、以下のいずれかに活用させて頂きます。
- 子ども達が無料または低額で様々なワークショップやスクールを受講する為の費用
- 全国の子ども達に経験や体験を届けるプログラムを実施する為の費用
- 演劇やミュージカル、プログラミング等の体験会をこども食堂やフリースクール、院内学級や児童養護施設等で実施するための費用
- 当法人の運営費用