私たちの取り組む課題
our mission
医学生教育を通じ、地域住民の健康選択を助ける。
ココキャンは、2020年10月に地域の高校生向けの塾を開いたことから始まりました。
高校と大学のギャップを埋める橋渡しの役割を、大学生という立場を活かして応援して参りました。活動の中で、このギャップは教育だけではないと感じました。特に大きく感じたのは、地域住民からみた医療と、医療現場からみた医療のギャップ。大学で学ぶ医療の更に上流の医療にこそ、住民にアプローチできる医療があると感じました。
そして2021年4月、医学生と気軽に話すことができるカフェ 医Cafe SUP?を開業しました。
「医学生って、こんな場所にいるんだ。」
「やっぱり話してて楽しいわ、また来るね。」
これは活動から2年経った常連さんからの言葉です。
変わってきたのは、僕たちから見た地域の見え方、
そして地域のお客さんから見た僕たちの見え方です。
地域に不在だった医学生が、街に出て、住民と出会って、話をする。
医療の常識を少しずつ変えていく。
医療がもっとカジュアルになる。
僕たちが提案するのは、そんな未来の医療のカタチです。
なぜこの課題に取り組むか
ココキャン’s purpose
地域が、地域の医師を育てる。
健康意識の向上と全世代の健康を追求し、常に求められる存在となり、
笑顔溢れる地域を実現します。
この活動が、誰もが応援したいと思える医師養成の環境を提供します。
purpose=存在意義、社会的価値
寄付金の使い道
私たちは以下の四つの事業に対して、寄付金を活用させていただきます。
①医療啓発に関わる事業
ヘルシーメニューの開発、食生活改善モデル事業への参加、医Caféへの健康チェックスペースの設置を実施し、医Caféを拠点とした健康啓発の活動を行う。
毎月2回第一・三木曜日 にzoomにて医師、医学生、コメディカルを中心とし、地域住民の方へ向けた、総合診療についての企画を行う。広報はラインのオープンチャットを利用して行う。
② 地域課題解決のためのセミナー及びイベント事業
健康都市弘前の実現にむけて、「弘前市健康とまちの賑わい創出事業」を実施する。市内の他の事業者やCOI参画企業と連携した様々な取り組みを試行する。例として、株式会社カゴメさまから提供を受け、手のひらで野菜の摂取量を測定できる機器「ベジチェック」を医カフェに設置する。
③ 小中高生への健康教育、進路支援事業
こども食堂の実施など子どもの居場所づくりに関する活動を行う。
④医カフェの運営
健康を意識したドリンク、フードの販売や、来店者との医療、地域課題に関する対話を行う。また、カフェ内に健康チェックスペースを設置し、健康を“見える化”できる工夫をして、来店者自身に健康を意識してもらう空間づくりを行う。