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こどものまち たま「こたま」

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ビジョン

子どもによる仮想街づくりの場をとおして、 子どもたちが、自分らしく考えて、気づく体験を。 違いを認めながら繋がる、“まち”について考える機会創出を目指します。

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私たちの取り組む課題

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「まちの出来事は自分とは遠い存在」


・公園でボール遊びをしてはいけない

・この区画には高い建物をたててはいけない

・図書館に漫画は置いてない ・・・


私たち大人は、まちなかの風景を当たり前のものとして受け入れ、まちの中で起こっていることを改めて考える機会はなかなか無いかもしれません。

でも、子どもたちに「なぜこんな決まりがあるの?」「どうしてこんなことが起きているの?」と聞かれたらあなたはどう答えますか?

そもそも、自分たちが暮らすまちの決まり事の背景について考えたことは多くないかもしれません。


「こどものまち たま」は、子どもたちだけが活動する小さなまちです。

まちという枠組みのなかで何をするか、どんな決めごとが必要か、子どもたちが0からつくりあげることができます。

まずは、“まち”に触れる手前で、“仕事”や“遊び”の活動を通じて、違う考え方をもつ他人と関わりながら、それでいて自分自身が自由にいることを体験します。


大人の固定化した価値観から離れて、子どもが自由に発想し、行動してみる。

そうした疑似社会体験を通して、”まち”に主体的に参画していく楽しさを子どもたちに感じてもらいたいと思っています。

なぜこの課題に取り組むか

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子どもたちが、自分らしく考えて、気づく体験を。

生活が便利になるにつれて、大げさにいえば、日常生活においてはほとんど人と関係を持たなくても生きていける世の中になりました。暮らし方も多様化し、人とのつながりの難しさや、あるいは煩わしさを理由に積極的に他人との関係を結ばない暮らし方を選ぶ人、あるいは意識せず知らず知らずのうちに、周りの人との関わりが少なくなり、関係が希薄になってしまっている状況がそこかしこに広がっていることを問題視する報道なども多くなっています。

そうしたコミュニティの形骸化や消滅に、違和感や危機感を覚える人々もだんだんと増え、近年人と人との繋がりの重要性が見直され、コミュニティの形成や再生などについて様々な場面で取り組みがなされています。


「違いを認めながら」繋がる

働き方、暮らし方、生き方が多様化している今、求められるのは、昔ながらの地域コミュニティのように「同じであること」をキーにするのではなく、「違いを認めながら」繋がることですが、そういう人間関係の取り結び方は、日本ではまだまだ一般的ではないように思います。

また、子どもを取り巻く環境に目を向けてみれば、無邪気に夢を持って、自分の興味や気持ちの輝きをもとにして何かに夢中になる機会も、足りないことを感じます。

多様な価値観に日常的に触れる場、異質なものに触れて何かを考えるきっかけは少なく、硬直化した大人たちの、世間のものさしが基準や指針とされがちでもあります。

子どもたちが、自分なりの生き生きとした小さな夢をふくらませ、学び探究する楽しさを味わい、それを実現するために行動する──

そうした機会を小さくても増やせるといいなと考えます。


“まち”に関わっていることに気づく

子どものまちで“仕事”や“遊び”をするとき、一人では完結せず自然と協力しあわなければ成り立ちません。

あるいは、一匹狼のつもりでいても、それがまちの中のアレに影響したり、コレに関係していることを感じずにはいれない“まち”のサイズ感です。

子ども同士、違う考え方をもつ他人と関わりながら、それでいて自分自身が自由にいることを、学校とは違う評価軸の“まち”という枠組みのなかで体験します。

いつもの友人関係を離れた子どもたちのなかで、自分(や友人たち)の新しい一面を発見するかもしれません。


そんなことの実践の場としての“子どものまち たま”を、ぜひ実現したいと考えています。

寄付金の使い道

寄付金の使い道の画像
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・「こどものまちたま co-tama(こたま)」(年1回開催)の開催費用

・こたまプレ企画(子ども向け木工ワークショップや大人向け勉強会)の開催費用

・その他 こどものまちたまの運営に必要な経費(交通費・倉庫代など)


こたまの遊び方

参加したい子どもたちは、会場に来るとまず、こたまでのルールやコミュニケーションに関してオリエンテーションを受けます。学び終わると市民証が発行され、晴れて市民の一員となります。


こたまには、工房や商店・役所などの仕事があり、仕事をするとこたまの通貨がもらえます。それを使って自由に、商店で買い物をしたりゲームコーナーで遊ぶことができる、というもの。


活動のなかでは、他の子どもたちと協力をしたり、時には意見がぶつかる場面がでてきます。そんな時こたまでは、毎日開催される“市民ミーテイング”でまちをどう運営していくのか話し合いで解決します。

こどものまち の広がり

実は、このような子どもによる仮想街づくりの取り組みは、ドイツのミュンヘン市で約40年前に始まった『ミニ・ミュンヘン』がルーツで、日本でも約200箇所を超えて広がりをみせています。多摩エリアでは、多摩市・多摩市教育委員会の後援を受け、2017年より開催しています。


https://peraichi.com/landing_pages/view/cotama/

代表:矢田浩明

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