私たちの取り組む課題



子どもたちのための「第3の居場所」
私たちは、日本語を母国語としないご家庭のお子さんや、様々な理由で学校に通うことが難しい子どもたちが直面する「言葉の壁」「学校への適応の難しさ」「孤立」といった課題の解決を目指しています。
そこで、学校でも、フリースクールでも、学童でもない、誰もが気軽に立ち寄れる「第3の居場所(サードプレイス)」を運営しています。
この場所では、子どもたちが安心して自由な時間を過ごせるだけでなく、学習サポーターや心理カウンセラーが常駐し、勉強のサポートから心のケアまで、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。
多様な背景を持つ子どもたちが、誰一人取り残されることなく、自分らしく健やかに成長できる。そんな温かいコミュニティを育くみ「誰もが生き生きと活躍できる社会の実現」を目指しています。
なぜこの課題に取り組むか



私達は「不登校」や「引きこもり」の子どもを育てている現役の親であったり、過去にそういう子どもをもっていた。という子育てを卒業した母親たちの集まりです。
自身の子どもたちが社会生活に適応できない間、子どもたちといっしょに苦しみ悩み、孤立無援の絶望感を経験してきた私達が思うこと、できること。
子どもたちが生まれ育った環境や背景によって、その可能性が閉ざされてしまうことがあってはなりません。
特に、日本語を母国語としない親を持つ子どもたちや、心身の状況、学校環境との不適合など、様々な理由で既存の学校システムに馴染むことが難しい子どもたちが、孤立することなく、それぞれのペースで学び、社会と繋がれる機会を提供することが重要だと考えます。
そこで学校や地域と連携したイベントを企画・開催し、子どもたちと家庭、そして地域社会の間に温かい繋がりを築き、安心できる居場所を提供します。
また、教育現場で必要とされる専門的な知見を持った支援員の育成に力を入れることで、より質の高い、個別化されたサポートを実現し、子どもたち一人ひとりの「生き生きと活躍できる未来」を拓くことに貢献したいと考えています。
支援金の使い道
皆様からお寄せいただいた温かいご寄付は、ボネキープの活動を継続し、さらに充実させていくための貴重な資金として活用させていただきます。具体的には、以下の活動に充当されます。
◦ 子どもと地域・学校をつなぐイベントの企画・運営費用:
▪ 参加者の安全確保のための保険料
▪ 会場費、教材費、運営スタッフの交通費など
▪ 多文化交流イベント、学習支援ワークショップ、体験活動などの実施費用
◦ 支援員の育成・研修費用:
▪ 日本語教育、心理カウンセリング、特別支援教育など、専門知識を持つ支援員の研修プログラム開発と実施
▪ 支援員の活動手当、交通費
◦ 活動を継続するための運営費用:
▪ 広報活動(イベント告知、活動報告など)
▪ 事務用品費、通信費、団体の拠点運営費など
• 皆様のご支援が、子どもたちの笑顔と未来を育む確かな力となります。