事業の目的
シビックプライドの醸成
シビックプライドとは、「まちに対する市民の誇り」を意味する言葉です。‟郷土愛”とも似ていますが「このまちを、より良い場所にするために、自分自身が関わっている」という‟当事者意識にもとづく自負心”という点で少しニュアンスが異なるかもしれません。
BeCOMでは、ローカルな日常の奇跡(きらめき)を題材にした「ものがたり」づくりを起点に、10年後の2032年、市政施行100周年を迎える銚子市に、シビックプライドが醸成されていることを目指して、2024年6月から本プロジェクトを進めています。
「住み続けたい」「何度でもおとずれたい」そう思えるまちの支柱となる、シビックプライドという概念を、時間をかけて育んでいきます。
これまでの活動
銚子市の新1年生への贈呈と、グローバルコミュニケーション講座の提供
『りんちゃんとモンシロチョウ』(2023年3月21日初版発行)は、2023年度、2024年度と2年続けて。銚子市で新たに小学校に入学した1年生全員(計 460冊)に1冊ずつ贈呈をさせていただきました。
日常の中にある小さな奇跡を描いたものがたりですが、銚子の特産品であるキャベツがモチーフになっていることから、NHKちばWEBでも取り上げていただきました。
外部リンク “銚子のキャベツ”が絵本になった | NHK
製本後は、作者による絵本の読み聞かせや、英語版からコミュニケーションのきっかけとなるフレーズや単語を楽しみながら身につけるプログラムを開発し「グローバルコミュニケーション講座」として、市内小学校、保育園で提供をはじめました。
これまでの事業成果
「コミュニケーション」という可視化しずらいテーマを扱うBeCOMにとって、本という新しいコミュニケーションツールを形にすることを通して、地域内にあたらしい「かかわり」や「つながり」の場づくりにつながっています。
しかし、成果と呼ぶには、まだまだ小さく、時間をかけながら、「ものがたり」をつくり、届け、「ものがたり」で遊びながら、人と地域の新しいつながりを生み出すことで、シビックプライドが豊かに醸成されていくことを目指したいと思っています。
事業の必要経費
Butterfly Projectは、非営利活動を支えるファンドレイジング事業でもあります。
皆様からのご寄付が活動を支え、広げるきっかけになります。
▶必要となる経費
・製本印刷費
・作り手(日本文・英文・挿絵)の皆様への謝金
・通信費
・管理経費