私たちの取り組む課題
1.米づくり
様々な背景を持つ人たちと一緒に、自分たちの米を自分たちで作っています。
2.フードバンク
貧困や差別問題に取り組む団体集めた食材を提供し、生活困窮者を支えます。
3.隅田川医療相談会
野宿者・生活困窮者へ向け、医療・生活・法律・住宅相談を無料で開催。炊き出しを始め後フォローまでを行っています。
4.共同作業日
支援者・当事者という関係性を超えた仲間が、様々な作業を一緒に行う日です。
5.資源回収
資源を回収・換金し、売上を地域社会に還元します。
6.あしあとプロジェクト
出会った仲間の人生を聞き取り、記録し、伝える冊子をつくります。
なぜこの課題に取り組むか
90年代のバブル崩壊の中、山谷は仕事が激減し、多くの仲間が路上にたたき出されます。
路上に出た人々は、近隣の公園や河川敷にテントを作り住み始め、隅田川河川敷は約2000軒のブルーテントが立ち並びました。
そんな中2000年に、食を支える「フードバンク」、2001年に医療を支える「隅田川医療相談会」、
そして2002年に仕事おこしの「あうん」と小さな団体が次々と立ち上がりました。
20年近く経た今、生活保護を利用してドヤやアパートで暮らす人々が増えましたが、
孤立化や高齢化、又非正規労働者の拡大の中で格差は広がり、貧困は社会の奥深くそして広く浸透しています。
2019年、フードバンクと隅田川医療相談会を統合して、非営利団体の「一般社団法人あじいる」として出発しました。
当事者を真ん中に、支援、被支援の関係ではない組織作り、他団体とのネットワークを強化して、
貧困問題を社会的に発信していきます。仲間と共に、新しい挑戦を始めます。
寄付金の使い道
6つの取組にかかる経費のすべてを寄付で行っています。
・米や食材の配送にかかる経費、ニュースレターの発送代
・夜回りでの配布物資、炊き出し食材、医療相談の処方薬、散髪機材等
・新しく生活を始める方への後フォローにかかる交通費や緊急支援経費 ほか