私たちの取り組む課題
子ども家庭庁の設立や児童福祉法の改正に伴い、公的支援によるアフターケアや地域福祉の重要性が見直されています。
一方で、行政による支援を受けるには非支援者が一定の基準をクリアする必要があるため、セーフティーネットでカバーされない人がいます。
青草の原では、行政とは異なった支援軸でレスパイトやショートステイの場を提供し、人の繋がりを作ることで誰にでも開かれた居場所を創出することを目指しています。
西新宿のみんなの家 れもんハウス
青草の原が運営しているれもんハウスは、既存の社会福祉のカテゴリに捉われず、より多くの人が安心して「人」として繋がり合うことのできる場所です。
例えば、子育てに疲れた親が、「親」の役割を手放せるような安心できる場となったり
例えば、1人ではできないような経験・体験(イベント・企画)が提供される場になります。
青草の原は、取り残され続ける人がいない社会を目指しています。
れもんハウスでは、下記のような様々な活動を行っています。
色々な人が集まって、やってみる場所
子ども達のお泊り会が開催されたり、絵本就活イベントの会場になったり、ドキュメンタリー映画の撮影会場となったり。
色々な人が集まる自由な場だからこそできる、様々な体験の場を提供しています。
「ちょっとひと休み」のための場
行政の仕組みと連携した「子どもショートステイ」や「一時保護委託」の受け入れだけでなく、既存の制度の狭間では行き場のない子ども、若者、大人も居られるような場を目指して、気軽に訪れられる企画・雰囲気作りをしています。
タイムカプセル・5年後の待ち合わせ
『5年という時間をどんなふうに計る?繋ぐ?語る?描く?』
大人も子どもも一緒になって「5年後」に思いを馳せた手紙を書き、れもんハウスの庭にみんなで埋めた「5年後の待ち合わせ」。
掘り起こさるのは5年後。参加者は、名前も知らない人と5年間という時間をゆるやかに共有することになります。
青草の原では、子どもも大人も一緒になって楽しめるタイムカプセルのような企画を通して、楽しく活動に参加するきっかけを作っています。
なぜこの課題に取り組むか
寄付金の使い道
れもんハウスを含む、青草の居場所作りのための活動費になります。
例えば...
- ショートステイ、一時保護委託、週末里親の受け入れスタッフ交通費3~5日分
- 子どもたちの憩いのヨギボー 購入
- 子どもたちの「やりたい!」を実現する材料費一回分