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Angel's Ladder(エンジェルラダー)

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ビジョン

貧困のない豊かな未来の実現のために、モノ・カネの単一支援だけでなく、複数の社会問題を解決できるプロジェクトの立案・運用を通して、心身ともに豊かな未来を実現するためのサポーターとなります。

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私たちの取り組む課題

NPO法人Angel's Ladder(エンジェルラダー)は、貧困問題をはじめとする包括的な社会問題の解決に取り組み、困窮者支援活動を行っています。


①貧困問題

世界では、6人に1人の子どもたちが極度の貧困で苦しんでいます。経済大国と言われる日本でも、7人に1人の子どもたちが貧困で苦しんでいます。

また、生まれ育った環境により貧困から抜け出せずに大人になってしまった方、災害により貧困状態に陥ってしまった方、貧困状態となってしまった理由は様々ですが、世の中には貧困によりきわめて貧しい暮らしを強いられる方が約8億人います。2020年時点での世界人口が77.53億人なので、約1割の方は深刻な貧困に直面しています。

この約1割の方は、生命を維持するのが困難な「絶対的貧困」状態であり、貧困と聞いてイメージできる貧困者である事が多いです。

絶対的貧困者以外にも、その国の文化水準、生活水準と比較して困窮している「相対的貧困」状態で貧困に苦しんでいる方もいます。一見、生活が困窮しているような状態には見えず、生活はできるものの経済的に苦しい状態から貧困に陥っている方も多くおり、貧困問題はとても深刻な問題となっています。


貧困が及ぼす影響も深刻で、飢餓、栄養失調、感染症になりやすく、それに伴い死亡率もグンと上がります。健康被害にとどまらず、教育格差、医療格差、性差別といった問題も生じているのが現状です。


②フードロス(食品ロス)問題

農林水産省が発表しているフードロスは令和元年度で年間570万トン、そのうち事業系フードロス量は309万トンであり、毎日国民1人につきお茶碗1杯分の食料が廃棄されているのが現状です。さらに、ここには農産物や海産物の生産者が出荷前に廃棄した数字は含まれていないため、隠れフードロス部分が上乗せされる事となります。

令和元年産の野菜(41品目)作況調査では、収穫量1,340万トンに対し、出荷量約1,157万トンでした。これにより、総収穫量の約20%は隠れフードロスとなっていることが分かります。

この約20%の多くは、曲がりやキズ、小さすぎる大きすぎるなどの流通規格外品であり、最近でこそスーパーや直売所の産直コーナーや産直ECサイトでの販売に活用されておりますが、まだまだ廃棄されている農産物や海産物は多くあります。


③就労支援施設の低賃金問題

地域作業所や授産施設、障害者自立支援法における就労継続支援事業B型施設の利用者は約20万人います。いずれも労働基準法や最低賃金法などの労働法規は適用されず、福祉的就労と称されますが、雇用されているわけではないため所得保障は二の次に。作業工賃の平均月額は16,369円であり、時給換算すると223円と低賃金となっています。

なぜこの課題に取り組むか

わたしたちは、モノ・カネを集めて支援するだけの単一支援だけでは、根本的な社会問題の解決は難しいと考えております。

また、複合的に社会問題の解決をしていくことによって多方面のメリットにつながる事を見いだしたので、困窮者支援を軸に、複数の社会問題を解決できるプロジェクトの立案・運用を行っています。


NPO法人Angel's Ladder(エンジェルラダー)のはじまりは、圃場レベルの隠れフードロス問題と就労支援施設の低賃金問題の解決でした。

仲間との出会いのなかで、世界には、貧困、紛争、災害などの問題が溢れており、困窮という枷が人々の暮らしや子どもたちの成長の妨げになっている現実を目の当たりにします。

これをきっかけとして貧困問題に目を向ける事となり、海外で問題となっている事は認識しておりましたが、日本国内でも深刻な問題となっていました。

メンバーでミーティングを重ねた結果、「仕組みや活動内容次第で、フードロス問題と就労支援施設の低賃金問題の解消を活かして、困窮者支援に結び付けることができるんだ!」と気づき、単一支援もするが、なるべく複数の社会問題を解決できるプロジェクトの立案・運用を通じた活動を通して、多くの方とくに子どもたちが、心身ともに豊かな未来を実現するためのサポーターとなるべく始動しました。


困窮者が抱えている問題のうち、食、教育、衛生的な生活にフォーカスし、それらの支援を主軸に活動を行っています。


【食】

フードバンクやフードドライブ活動を通しての食料支援はおこなわれているものの、集まった支援品をお渡しするだけの活動が多くを占めており、栄養バランスまで考えられた食事ができている困窮者は非常に少ないと感じております。

すでに、世界的に9人に1人が栄養不足とされており、栄養不足のまま大人になってしまうと、高確率で健康な心身を保てず、さらに貧困に拍車がかかってしまいます。

食への取り組みのひとつとして、フードロスとなってしまっている生産物・海産物を活かして、栄養が考えられた食品を作るプロジェクトを予定しています。

このプロジェクトが実現することで、フードロス問題の解決の一助に。困窮者が抱える食の問題の解決。製造を就労支援施設に委託することで、ハンディキャップを抱えている方の就労支援や工賃向上。一定量の確保が可能になれば、災害時の備蓄食品としての活用。モデルを確立し、地方や海外展開することで、よりたくさんの人々に救いの手を差し伸べることができ、また、雇用創出ができます。

とくに、困窮者が抱える食の問題の解決には大きな貢献ができると考えており、バランスの整った食事による栄養不足を解消し、食事を楽しむことで五感の発達を促し、保護者の負担軽減を目指します。


【教育】

生活困窮や生まれ育った環境により、教育用品をそろえることができず、学校に行くのをあきらめてしまう子どもたちが沢山います。

一方、日本国内には廃棄されている学習用品(文具類、学生服、学生カバン、ドリル、PC 等)が多くあるので、それらを回収し配布することで良質な教育を受けるための一助となります。

良質な教育を受けることで、将来貧困から抜け出せるようになることを目指し、貧困から抜け出す子どもたちが増えることによって、ストリートチルドレンや犯罪率の減少を図ることができます。


【衛生的な生活】

困窮状態にあるからこそ衛生的な生活をおくり、病院代などの出費を抑え、なるべく生活資金を減らさないようにすることを目的としています。

衣類、タオル、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉などの生活衛生用品をお届けし、感染症等の予防に努める手助けをしています。



困窮者支援を主軸とし、単にお金やモノで支援をするだけでなく、従来の視点にとらわれない新たな価値を創造していく包括的な取り組みを通して、複数の社会問題の解決ならびにより多くの方が心身ともに豊かに生きられる社会の実現を目指しております。

寄付金の使い道

お預かりした寄付金品は困窮者支援に関わるプログラム活動および運営費に大切に使わせていただきます。


【困窮者支援活動】

食料支援Program@フィリピン

日本国内の子ども食堂支援

日本国内およびフィリピンの子ども達への教育支援(学習用品 物品支援、オンライン学習支援)

生活困窮者の衛生的な生活を支援(衣類、日用品 など)

「コラボる⁉」プロジェクトにかかる費用 ※農業高校や官公庁の力をかりて行うプロジェクトです


【運営費】

消耗品費、通信費、広報活動費などの運営に関わる費用

安定した活動を行うためのスタッフ確保 等


ଘ(੭ˊᵕˋ)੭ * ੈ✩‧₊˚.。*゚+.*.。

NPO法人Angel's Ladder(エンジェルラダー)の活動は、支援者の方々のご寄付や、ボランティアにより成り立っております。

皆様のサポートにより、困窮者への支援およびより良い未来のための手助けができるようになります。

貧困のない豊かな未来の実現のために、是非ご協力の程、よろしくお願いいたします。


FBページにて発信中!

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NPO法人

Angel's Ladder(エンジェルラダー)

https://angelsladder.org/

代表:大内妃花理

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