私たちの取り組む課題



「人が傷ついたことによって閉じてしまった心は、どんなきっかけがあれば再び開き、癒されるのか?」
ということをテーマにしたお芝居『贋作 サロメ』を、2025年の池袋演劇祭で上演いたします。
なぜこの課題に取り組むか



舞台芸術は、人間の関係性を描くのに大変適した芸術のジャンルです。
人が傷つくのは、人間関係の中ですが、癒され、再び世界に向かって心を開くことができるのも、また人間関係によってではないかと考えます。
正解を探したいわけではなく、ただ、どのような人間関係があれば、人は生きていけるのか?を探りたいのです。
支援金の使い道



いい舞台にするために、体を張って稽古に励んでいる俳優さん達への謝礼金に当てたいと考えています。
俳優さん達への謝礼金について、現状をお伝えいたします。
彼らが受け取るのは、出演した本番の舞台の出演料のみです。
今回の公演で言えば、2ヶ月間の夜のほとんどを稽古に費やしてきました。
しかし、彼らには稽古でかかった費用は何も支給されないというのが、日本の現状です。
稽古場へ通う交通費さえ自前です。
しかも、俳優さんが事務所に所属していれば、当然、出演料から事務所への費用が差し引かれた分しか
受け取れません。
どうぞ、このような立場の俳優さん達にご支援をご検討いただければ幸いです。
また、実際に公演を見にきていただければ、彼らの仕事ぶりがご支援にふさわしいものかどうかを
ご確認いただけると思います。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。