私たちの取り組む課題
①殺処分のない社会を作るための適正譲渡と啓発活動
日本国内で殺処分される犬猫は年間4約万頭です(2018度環境省統計)。
処分される犬猫のうち、60%近くが幼齢個体(生後1ヶ月未満の子犬・子猫)であり、繁殖制限(不妊手術等)しない、放し飼いにする、捨てる、といった無責任な人間がいるために、動物愛護センターや保健所に収容される犬猫が多くいます。
私たちは適正飼育(繁殖制限、室内飼育、健康管理等)がこの問題を解決するための大きなステップになると考えています。
そのために不妊手術を行った犬猫の譲渡、逸走させないための安全管理を徹底して新しい飼い主に伝え、不幸にして生まれてくる命、処分される命が1頭でもいなくなるように活動を続けています。
②開かれた動物保護シェルターの運営
犬猫の飼育経験、年齢等の制限なく、広くボランティアの受入をしています。
活動に参加していただくことにより、犬猫たちの現状を知っていただくことにも繋がります。
また、毎週日曜日、ティアハイムオープンシェルター里親会を開催し、シェルターの見学や実際に犬猫を飼いたいと考えているご家族とのマッチングも積極的に行い、ペットショップからではなく、保護犬猫を家族に迎えるという選択肢を取っていただける機会を提供しています。
※動物愛護センターからの引取りや日々の活動を綴ったブログ
■代表ブログ■
紡いだ命 ~アルマ東京ティアハイム~
http://ameblo.jp/alma-soulmate/
なぜこの課題に取り組むか
①未来の子供たちへ伝えたい動物愛護の精神
空前のペットブームと言われて久しい日本。
小さな命を慈しみ大切にする気持ちを、未来の子供たちへ伝えるためには、今、私たち大人が見本となって、正しい選択をしていかねばなりません。
命はモノではない。
自分に飼える動物を飼うこと、最後まで大切に飼うこと。
そのお手本となる大人が増えれば、きっと子供たちもそれを真似して学んでくれるはずです。
小学生を対象とした親子でボランティア、中学生・高校生・専門学校生・大学生の課題学習としての学生ボランティアを積極的に行っています。
②何かしたい人が何か力を提供できる場所が必要
任意団体から15年の活動歴を経て、興味がある、何か力になれば・・と思っている方々がたくさんいることをいつも感じています。
犬猫は飼えないけれど、今の日本の殺処分の現状は変えていきたい、変わって欲しい。
そう願っている方々もたくさんいます。
そのためにも実際に保護犬猫を見て触れて感じられる場所は必要です。
■■■アルマ東京ティアハイムの運営を支えてください■■■
アルマ東京ティアハイムは、啓発活動の拠点として運営を続けるために、多くの支援サポーターを必要としています。
アルマ東京ティアハイムを開設して2020年12月で丸8年になり、2021年は9年目の運営を続けています。
1頭でも多くの子の命を繋ぐため、NPO法人アルマとの協働で一時飼養の場所として、
また、開放された都市型シェルターとしての機能を十分に生かせる場所として、
日々多くのボランティアさんの受入や毎週のオープンシェルター里親会を開催し、
啓発活動にも努めています。
しかし、その運営は財政的に逼迫しております。
ティアハイムの運営には、毎月100万前後の運営経費がかかります。
施設の管理費、犬猫たちの保護に関わる諸経費、水道光熱費、ゴミ処理代、事務局運営経費、
その他に、犬猫のお世話とボランティアさんの受入にはマンパワーが必要で、定常的な勤務の有給スタッフを採用しております。
<毎月の経費>
施設運営費 15万円(水道光熱費、通信費、ゴミ処理代、搬送交通費、保護費等)
人件費 75万円(給料、社会保障費・・・社員2名、アルバイト4名体制でのシフト勤務)
その他経費 10万円(固定資産税(年間35万円)、地震保険、施設修繕費、事務局運営費等)
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合計 100万円
自主事業にも尽力しておりますが、今以上のマンパワーを収益事業に傾けることが現状では難しい状況です。
どうかアルマ東京ティアハイム存続のためにも、運営経費の一部をご支援いただけますようお願い申し上げます。
寄付金の使い道
ご支援いただきました寄付金は、
ティアハイムの運営のために大切に使わせていただきます。
具体的には、傷んだケージ等の取り換え費用や犬猫が快適に暮らすための施設内の物品の充足等になります。
また改めて具体的に報告させていただきます。