私たちの取り組む課題
八千代では、家庭環境・経済状況・学校との関わりなどにより、
「安心できる居場所がない」「頼れる大人がいない」と感じる子どもたちが少なくありません。
また、子育て世帯や支援が必要な世帯が地域の中で孤立しやすく、
必要な支援に十分アクセスできない状況があります。
一方で、地域には食材・物資・スキルなど多様な資源が存在しているにもかかわらず、
それらが必要な家庭や子どもに届ききらないという“分断”があります。
私たちは、この分断を解消し、地域の資源が子どもの成長と生活の安心につながる
仕組みづくりを課題としています。
具体的には、宅配型フードパントリー「つなぐわお届け便」や生活支援、
学校に行きづらさを抱えるこどもや地域のこどもの居場所「よなもんハウス」の運営、
多世代交流イベント、地域ネットワークづくり、HPによる情報発信などを行っています。
また、地域で活動する個人・団体・企業と協働し、支援情報の共有や連携体制を強化しています。
子どもをまんなかに、地域の人・もの・思いがめぐる仕組みを育て、
誰も孤立せず安心して暮らせる八千代を実現することを目指しています。
なぜこの課題に取り組むか
子どもが安心して育ち、大人も支え合える八千代をつくることは、地域の未来を守ることだと考えています。
人と人がつながり、思いやりがめぐる社会は、誰か一人の努力ではなく、地域全体の関わりによって育まれます。
だから私たちは、孤立や分断をそのままにせず、支援が必要な子どもや家庭に地域の力が届く仕組みづくりに取り組んでいます。
支援金の使い道
みなさまからのご支援は、子どもと子育て家庭が安心して過ごせる
地域づくりのため、次の活動に大切に活用させていただきます。
① 子どもと家庭への直接支援(つなぐわお届け便・生活支援)
- 食材・日用品の購入費
- 配送に必要な梱包資材
- 支援物資の仕分け・管理に必要な備品
- 生活支援に必要な物品や活動費
- → 八千代で支援を必要とする子育て家庭へ確実に届けるための費用
② 子どもの居場所づくり(よなもんハウス)
- おやつ・軽食・飲み物などの提供費
- 教材・文具・遊びの道具
- 暖房・冷房などの光熱費
- 居場所運営に必要な消耗品
- → 学校に行きづらさを抱えるこどもたちや地域のこどもが安心して過ごせる場の維持に使います
③ 多世代交流イベント・体験活動の実施
- 工作・体験に使用する材料費
- 会場費(必要な場合)
- 子ども参加者への安全対策備品
- 地域交流を支える準備費用
- → 地域の人がつながり、子どもに新しい体験を届けるための費用
④ 情報発信・地域ネットワークづくり
- HP・SNSの更新に必要な制作費
- 地域の支援情報を集め、届けるための運営費
- ネットワーク会員への情報提供を行うITツール利用料
- → 支援を必要とする家庭に情報が届き、地域で支え合える仕組みを広げるために活用
⑤ NPO運営の基盤整備(透明性・継続性のため)
- 通信費などの基本的な運営コスト
- ボランティアの活動環境整備
- 活動を持続させるための最低限の事務運営費
- → 安心・安全な支援活動を続けるための「団体の土台」

