私たちの取り組む課題
フリースクールは、主に学校に行けない/行かない子ども・若者の居場所です。
新宿アレーズの対象年齢は小学生~20歳までです。
新宿アレーズでは以下を掲げてフリースクールを運営してまいります。
<団体理念>
1.子どもは、自ら学び・育つ力があります。私たちはこの力を信じ、全力で子どもたちの成長をサポートします。
2.不登校は子ども本人の問題でも、親の育て方の問題でもありません。多様な性格、発達段階、学習能力を持つ子どもたちに対して、それぞれに合った学び・育ちの場が提供されることが大切であると考えます。私たちはできる限り一人ひとりに合った成長の場を提供します。
<新宿アレーズの特徴>
「安心して過ごせる」
フリースクール新宿アレーズでは、何かを強制されることはありません。
みんなで過ごしてもいいし、一人でゆっくり過ごすこともできます。
「自分で選ぶ、自由に過ごす」
フリースクールに来る日や時間、プログラムへの参加から、持ち物、服装や髪型なども自由です。
やりたいことがあればプログラムを自分で提案することもできます。
「お互いを尊重しあう」
さまざまな人が集まるフリースクールで安心して過ごすために、お互いを尊重しあうことを大切にしています。子ども同士、子どもとスタッフ、スタッフ同士もそれぞれの考えや気持ちを尊重しながら過ごしています。
なぜこの課題に取り組むか
不登校の子どもの数は毎年増加する一方で、不登校の子どもの中でフリースクールを含む民間施設の利用者は3%と非常に少ない状況です。
その理由としては「子どもが通える範囲にない」「施設利用料金が高い」などが挙げられています。
そのような状況の中、東京都は2022度よりフリースクール等に通う家庭に対して月1万円の経済支援を始めました。2023年度は月2万円に増額されて継続されています。
フリースクール等の社会的価値が高まっている中、子どもの自ら学び育つ力を信じる・応援する、そんな“居場所”を大切にしたフリースクールを運営してまいります。
寄付金の使い道
現状ではフリースクールへの公的支援は無いため、フリースクールの多くは経営が常に厳しい状況です。
新宿アレーズは2024年4月よりスタートしますが、当面の目標は経営基盤を安定させることになります。
子どもたちの居場所があっても、経営が安定しなければ安心して過ごせる場所になりえず、消滅させてしまっては元も子もありません。
また、新宿アレーズは子どもたちの「やりたい!」を応援する場所です。
「パソコンを使いたい」「スポーツをグラウンドでやりたい」「音楽のイベントをやりたい」といったことを「お金が無いから」という理由で断ることはできるだけしたくありません。そのような「子どものやりたいを応援する活動資金」にも活用させていただきます。
具体的には以下のような使い道を想定しています。
➀運営費(子どもの人数に応じた適切な人数の職員を配備するための人件費など)
➁活動資金(備品購入、外部会場利用料など)
フリースクールの持続可能な運営のため、子どもたちのやりたいを応援するため、ご協力いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。