事業の目的
沖縄戦では4人に1人が鉄の暴風の犠牲になった。
4人に1人の悲劇に焦点をあてた作品は過去にたくさんあるが、わたしは、ほかの3人の生還のドラマに焦点をあててみたかった。
洞窟は、まさにこの世の行き止まりであり、極限の生き地獄でもあったが、また一面では、生の再生へのエネルギーをたくわえた生命のシェルターでもあったのだ。
(嶋 津与志)
これまでの活動
2020年、戦後75年にあたり、「洞ガマ窟」を上演いたしました。
その年は、新型コロナウイルスの影響が始まった年でもあり、予定していた公演数を半分にし、観客席も三分の一に制限するという厳しい状況でした。
観劇を希望してくれたたくさんの方々をお迎えできなかったことは、とても悲しく心苦しいものでした。
舞台は共有してこそです。
私たちはより多くの方々に「洞ガマ窟」の舞台をお届けするために、再演を決意いたしました。
共に舞台を共有できる時間をご用意して、劇場でお待ちしております。
事業の必要経費
舞台製作費
皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
日本で唯一の悲惨な地上戦を体験した沖縄から、もう2度と戦争を起こしてはならない、という誓いと願いを込めて、私たちは「洞窟」公演を行います。