私たちの取り組む課題
チャイルドラインは問題の解決を目的とせず「子どもの声」をうけとめる電話です
なんとなく誰かと話したいとき、ひとりでさみしいとき…うれしいこと、悲しいこと、楽しいこと、つらいこと、どんなことでも子どもの声に耳を傾けます。
説教や指示・命令はしません。いちばん大切にするのは「子どもたちの気持ち」です。
課題があったら、子どもとともに考えていきます。自分の頭で考えて選択する、そのプロセスこそが大切で、それが子どもたちの力になり、生きる礎になっていくとわたしたちは考えます。
なぜこの課題に取り組むか



電話データから見る「子どもたちの今」
「よこはまチャイルドライン」は2002年から、週1回2回線の開設で活動をはじめ、その後2003年には週2回2回線へ増設、また2012年からは週3回3回線へと増設しながら、神奈川県に住む子どもたちの声を受けとめてきました。加えて2022年3月からはさらに体制を強化し、神奈川県内のみならず全国の子どもたちからの電話を受けています。
「最近の子どもは電話なんてしない」そんな声をよく聴きます。しかしSNSを通じたオンラインでの交流が増える中、チャイルドラインの会話成立件数は20年ほぼ変わらず、チャイルドラインが子どもたちから求められ続けていることがうかがえます。
2024年度総着信件数
2024年度の電話の着信件数は8,868件。自分のこと、学校やフリースクールでのこと、また家庭のことや性のことなどさまざまな内容の話を受けとめました。
「声にならない声」として無言やすぐ切れてしまう電話も大事にしています。
わたしたちは「声にならない声」として無言やすぐ切れてしまう電話も大事にしています。
子どもたちにとって知らない大人に電話をかけることは勇気のいることです。その気持ちを考慮し、話せるようになるまでじっくりと待つ。無言の時間を意味のあるものにできるのは電話だからこそではないでしょうか。
支援金の使い道



◎フリーダイヤル運用の維持
よこはまチャイルドラインは子どもたちが安心して電話をかけてくれるためにフリーダイヤル運用の維持を目指します。
◎子どもたちへのチャイルドライン普及活動
神奈川県内学校に通う小中学生にはチャイルドラインカードを、高校生には校内へ掲示していただくポスターを各学校へ配布します。
◎受け手ボランティアの養成及び研修活動
子どもたちの声を受けとめる「受け手」は全員ボランティアとして活動しており、2025年度現在73名の登録があります。週3回1日4~8名のシフトで開設を維持するために必要なボランティアを隔年で行われる講座にて養成し、また受け手になってからも継続的に学んでいくために研修を重ねます。

