事業の目的
出来る事から始めてみよう
大勢の命を守り、重篤な状況から命を救う活動は素晴らしい事だと思います。
しかし、大きな事じゃなければ医療支援では無いのでしょうか?
もちろん、そうではありません。
「この親子を助けてあげたい。」
「この子の苦痛をやわらげてあげたい」
「お金が無いだけで、笑顔で過ごせる暮らしを諦めて欲しくない」
助けを必要とされている全ての方を助ける事はできませんが、少しでも支援できる子から始めてみよう。
そして、少しづつでも出来る支援を増やしていこう。
そう考え、医療支援・ワクチン支援を開始しました。
これまでの活動
トーゴのデボラちゃん3歳
西アフリカ、トーゴの村のデボラちゃん3歳です。
誤って飲んでしまった液体が原因で、食道が腫れあがり口から食べ物を食べれない状態になりました。
お腹の白いプラスチックの部分から胃に直接、流動食を入れる事で栄養を摂る不自由な生活をされていました。
呼吸は安静にしているとできていますが、興奮したり少し激しい動きをしてしまうと呼吸困難になってしまう・・・・。
父親は家族を捨てて出て行ってしまいました。
デボラちゃんとお母さんに物品をプレゼントすると共に、食道拡張処置の医療費を支援しました。
デボラちゃんは、処置後6時間後に水を飲むことができました。
動けるようになり、プレゼントした日本のぬいぐるみ達と楽しく遊べるようになりました。
呼吸困難のリスクも軽減する事ができました。
お母さんや、家族を見守っている村の方々も、とても喜んで下さいました。
しかし、完治する事はできない状態で、継続的に治療を続けなければならない状況は続きます。
それでも、命の危機を乗り越え、デボラちゃんとお母さんは笑顔になれる暮らしを取り戻す事ができました。
これまでの事業成果
地道な支援をコツコツと
各地の現地スタッフやパートナー組織、そしてご協力頂ける病院(ドクターや看護師)と共に医療支援を繰り返していきます。
このような医療支援であっても、失われていく命を守る事ができます。
子供たち・ご家庭の苦しみを軽減する事ができます。
少しでも多くのご家族が、笑顔で暮らせる生活を取り戻せるように、 地道な支援をコツコツと繰り返して行きたいと思います。